里見の庭 シーズン２ 完了です

ビフォーアフターです。



着工前。



完成。


手間と知恵と財を注ぐのだから、変わって当たり前ですが。。。

ご主人のブルーベリー畑の土留めのための石積みに、枕木を絡めてみました。
それぞれの素材の力に負けぬように、無駄なく合理的で骨太な感じにすることに重点を置きました。







この場所は、草花の生育を楽しんだり、農具を置いたり、バーベキューをしたりするための場です。
そのため扱いやすく、気取らないことで、居心地の良い美しい空間となるよう心掛けました。



薪小屋 兼 板塀も作りました。

大工さんにはほど遠い仕事ですが、施主様が家を建てられた時に余った材と枕木で造りました。

既存樹や敷地に対しての位置、高さなどは、庭師的感覚でバランス良くおさまったと自負しております。


ここの敷地は、建物と畑と山がつながっており、庭がそれぞれを仕切り、つなげ、楽しませる役目をしています。
改めて庭の面白さを実感しました。

そして、庭が大好きな施主様家族が喜んでくださったことが何よりです。


良い庭とは何か、何のために庭を造るのか、などいろいろな角度から考え答えを探すことで、進歩していけるのではないかと思いました。