コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。


力強く、最初の一歩。

2009-04-21 01:31:44 | 
「アッパレ会」立ち上げの時、いわば“条件”のように始めた「静岡の文化」も今年で5年目(ということは、「情報意匠論」は6年目? どんどん成果出してますねぇ。『静岡新聞』4/19の広告、見ました??)。

なかなか思うようにいかない日々を重ね、昨年度はどうにかこうにか全部のグループが成果物を仕上げるという状態に持ってくることが出来ました。
学生達のがんばり、地域の皆さんの協力の賜物です。


で、いよいよ第5シーズンが始まりました。


と言うわけで、この辺で一度、この授業について整理。

この授業は、
1 静岡の多種多様な文化を再発見し、静岡の魅力を理解し、ここで暮らすことに誇りと愛着を持つ。
2 地域の社会人と大学生が一緒にグループを作り、共同作業を通して、情報収集・整理・発表の技術を学ぶ。
3 授業の成果を明確な形で残し、広く発信する。

と言うようなことを“目標”にしています。
そんなわけで、最初は、受講生の過半が社会人でした。
これが大変で……。
まぁ、授業の時間帯や会場の問題もあって、社会人と現役学生が同じ“負担”で授業に取り組むのは、現実的ではない、と言うのが、現在の結論です。
それで、3年目くらいから、地域の組織とタイアップ、と言う方向にシフトして、何となく光が差してきた、と。

それで、今は社会人受講者は居ません。
ただし、社会人というか、地域のオトナたちがたくさん関わってくださっています。それは、お客様受講生でも、“調査対象”でもなく、一緒に学びあい、一つひとつの企画を作り上げていく仲間です。


過去の実績……。

05年
 1 名物お菓子の開発(レシピ披露。作成に至らず)
 2 丸子路散策会 (歓昌院で講座・見学会を実施)
 3 静岡の巨樹名木(木をつかった絵本のアイデアを発表。実現に至らず)
 4 祭礼・芸能(地蔵信仰研究。遊郭研究。成果物作成に至らず)


一つ一つに思い出があります。
でも、ちゃんと形に出来たのは、丸子の散策だけだった……。
悔しいなぁ。
申し訳なかったなぁ……。


06年
*日本近世文学会(グランシップで開催。会場校責任者小二田)とタイアップ。
十返舎一九作品・印刷文化史・丸子路マップ・賤機山麓マップなどを展示・冊子・動画作成。学会日曜昼食用の弁当を作成。


この年は、たまたま学会の会場校になったと言うことで、そこで披露すると言う明確な目標があったために、モチベーションがしっかりもてました。映像資料や冊子まで自分たちで作ってしまう学生の出現にはこっちが吃驚させられました。
この学会では、駿府十返舎一九研究会の発表も大きな話題でしたが、スーパーもちづきさんと一緒に作った弁当も大好評。これ、もう一回再現したいと思っています。

07年
 1 大御所マップ(大御所400年祭市民参画事業):地域マップ研究所とタイアップ
 2 大御所探Q帳(大御所400年祭市民参画事業):駿府静岡歴史楽会とタイアップ
 3 山田長政一代記人形劇:長政まつり実行委員会とタイアップ


この年はなんと言っても大御所400年祭、ということで、日頃お世話になっている駿府静岡歴史楽会と一緒に頑張りました。その過程で、別にエントリーしていた“地域マップ研究所”と知り合うことが出来、これにも組み込ませて頂き、以来、ずっとおつきあい頂いています。

*4/29には、大きなイベントがありますので是非!
なんだか来場特典が付いたぞ!

馬場町商店街の長政まつりは、地方都市と外国の大使館が一緒になって作り上げる、恐ろしく面白い成功例だと思います。毎年、学生達も民族衣装で手伝わせて頂いています。この年は、学生達が“長政一代記”の人形劇を作って上演する、と言う快挙も。


08年
 1 マッケンジーとその周辺(マッケンジー邸で座談会・見学会開催。記録作成)
 2 成沢政江を聞き尽くす。(冊子作成)
 3 有度山周辺散策マップ(新入生向け冊子作成)
 4 静岡ハリストス正教会と山下りん(教会で発表会・見学会実施、記録作成)

去年のことは、このブログで散々書いていますので、改めて紹介するまでもないでしょう。
皆さんありがとう。


さて、こうやって作ってきて、大きな問題なのは、半期の授業なのに、実際に成果が出来るのは年度末、場合によっては4月までずれ込んでいると言うことで……。
学生にとっては、詐欺的な授業です。
でも、みんなホントに最後まで投げ出さずに付き合ってくれているのには頭が下がります。
これを当たり前のこととしたくはないのですが、現状、半期では無理なことを要求しているのだよね。すまぬ。

そんなわけで、今年は、2週に渡って、しつこく、きつい授業だし途中で抜けられると他のメンバーに恐ろしく迷惑がかかる、と言うことを伝えました。
その結果、残ったのが20人。

可能性は未知数ですが、やたらテンション高いです。

2週目のあとに受講生から貰ったメール(抄出・許可済)。

小ニ田先生、こんばんは。

 本日の授業「静岡の文化」はお疲れ様でした。先生の熱のこもった講義を拝聴し、いかに本年度の「静岡の文化」を大切にされているかがひしひしと感じられました。
 先生が長年温めておられたテーマを静岡大学に入学し間もない私たち1年生に託されるのは、私たちにとっては大きな試練であり、あるいはプレッシャーでもあります。
 このことを未だしっかり理解していない学生もいるかと思います。先生は、もしかしたら心の中では「本当に大丈夫かよこいつら~~~(-.-;)」と危機感を募らせておられるかも知れません。
 私は、本年度静岡大学に入学し先生の授業を受講することになったのは、何か神がかったものに導かれた結果なのだと受け止めており、その「えにし」が無駄にならないよう、それなりの覚悟はできています。
 先生の「我が子」ともいうべき本年度のテーマが、私たちの手によって無限の世界に羽を広げられるよう、腹をくくって真摯に取り組みたいと思います。


あ~ありがたや。
ホントに、その通りなんだよねぇ、いろいろ。

みんながみんなこんなテンションでは大変だけど、ほんと、いつになく動きが速いのは確かで、メールバンバン飛び交ってます。
今月中に第一回の“接触”が果たせそう。
いいぞいいぞ!



さてさて、もったいつけてますが、今年のテーマは三つ!


1 森田鶴堂と静岡の鏝絵
2 静岡オルゴール秘話
3 地方小出版の未来


むふふ。
詳細はもうすこしあとで!

あぁ楽しみだたのしみだ。

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