そろそろ年賀状の準備を~と、思う今日この頃。でも、今年は例年と幾分違う雰囲気。
喪中につき…の葉書が既に十通もいただいた。昨年より多い。同級生もおれば親戚も、知人も…。
「奥さんが…」「兄弟が…」「おばあちゃんが…」
お住まいの方向を向いて手を合わせる。大変お世話になった方やお目にかかった方もおられ、喪中の文面から浮かんでくる思い出は多い。
年々、喪中葉書が増えてくる身になり、自分も『寄る年波』の大波にもまれていることを知る。
『凡人が一番』 言うべき事は言う、やるべき事はやる……と、いきまいていたのは“昔(むかし)”の話。今は喪中葉書に『そんな年齢になったこと』を教えられ、せめて“年、相応のことだけは”と、前頭葉に檄(げき)を飛ばしている。