孫娘たちが東京・吉祥寺の『井の頭自然文化園』にでかけてきたビデオが届いた。
この夏には2歳になる。画面には、もちろん“主役”で登場。象の「花子」=写真=のところでは、盛んに「パォー、パォー」と鳴き声を真似ていた。
パォーは親たちから教えられたものか、自分の耳に聴こえた花子の声なのかは定かではない… この花子。先の戦争の際に訳あって殺された『花子』の名を継いだものだそうで、ビデオには棒(餌かな?)をハナ(鼻)でいじくりまわす姿が映っていた。
孫娘の近くには、井の頭のほか、多摩、羽村市営などの動物園があり、成長に合わせて訪れる機会が増えている。
「新潟の方は?」と考えたら、動物園はなく、350種類約2500匹の動物がいた【月岡動物園】が1991年に閉園してからは【象】は姿を消した。
今、新潟県の近くで象が見られのは、東北サファリパーク(福島県二本松市)、群馬サファリーパーク(群馬県富岡市)、長野市茶臼山動物園、いしかわ動物園(能美市徳山町)などがあったと思う。
だがそれらの動物園に行くためには、時間とお金がかかる。都会と地方の必要経費差は一目瞭然。孫娘の「パォ~」を聞いて、強く思う。子供の世界だけでも地域差を解消して欲しい。