近藤長さんのひとりごと

写真付きで、なにやらブツブツ

西会津から田子倉湖へ

2010-09-27 13:06:40 | まち歩き

Photo_7 Photo_9  昨日は、心地よい秋の気配に誘われて、国道49号を西会津(福島県)へ例によって無計画で、突然のきままドライブ。

 旧新潟市内からなら車で走れば“手ごろな距離”。

 天気予報を見たら、きょう(27日)は「曇りのち雨」のようだったので、家内に「ちょっと鶴ヶ城まで行ってくるか」と。時間は10時半ごろ。「ちょっと、その辺まで走れば気が済むのでは? 弥彦山あたりに…」と、さほど乗り気でない家内の声。

 一度思い立ったら…の口で、「阿賀野川沿いに県境まで~」と、ほぼ一方的な決断を下して間もなく正午という時間にエンジンスタート。車窓からの景色を楽しむなら、高速道路より“した(下)道”の国道や主要地方道と決めており、この日も迷わず49号に乗った。

 沿線の田んぼでは稲刈りが大詰めで、黄金の稲穂の海をコンバインはミズスマシのように泳ぎ回っている。県境付近の峠で、持参したオニギリをほおばり、前方に連なる西会津の山々を…。山は緑で、猛暑でゲンナリした気持ちを癒してくれる。

 「もう少し先へ」と独断。後部座席の客人(家内)は、持参の菓子をポリポリ。まずは西会津の【道の駅にしあいづ】へ。まだまだ体力は大丈夫と、90度右へ大きくハンドルを切り、只見川やJR只見線に沿うように走る国道252号へ。

 何度もは通ったルートだが、来るたびにスノーシェード(雪除けの洞門)が増設され、急カーブは改良されるなど「車の走り」がグーンと良くなっている。

 特に昨日のドライブで“懐かしいなァ!”と思ったのは、田んぼで見かけた【稲のハザ架け】風景=写真右。田んぼが大きな新潟県の平野部では、コンバインによる稲刈りが大半。なので、このハザ架け風景に、幼き日の思い出が…

 新潟県境に近い田子倉湖に着いたのは、午後5時前。山の稜線に刻々と沈む夕日がさしかかり、遊覧船は既に眠りに入っていた=写真左。

 六十里越え(国道252号)から新潟県に入り、夜の国道17号を経て自宅に着いたのは午後9時。走行距離は315㌔。新潟から東京へ走ったようなものだ。まだまだ元気!(自画自賛ナリ)