おコメダーズのキャプテン・こま爺の『ガチめんどい!』

本業は脚本屋の小松公典が、こま爺の名であれこれやるユニット。
それが…おコメダーズ!

昭和エロ草紙・コンデちゃんがイク!PART11『モデルを目指したコンデちゃん』

2005年05月29日 | 昭和エロ草紙 コンデちゃんがイク!
♪もしかして、もしかして、お前のスネてる訳が~♪の、『もしかして』もPART2までだったのに、コンデちゃんシリーズは前回でPART10を迎えました まあ、回数を重ねられるって事は、それだけアホな子供時代を送っていたという事やわな。しかも、まだネタは余ってる状態や。ああ、アホに産んでくれてありがとう!てな訳で、セカンドシーズンも、よろしくお願いしまんねんやわ!

小学校低学年の頃、コンデちゃんの遊ぶ相手は学校の友達やドテチン君の他に、近所の自分より小さい子供たちがいた。幼稚園児から3才児までの数人、彼らをコンデちゃんは見事に手なずけていた。何で?それは家からコッソリ持ち出したお菓子である。オカンはアメやクッキーが好きで、コンデちゃんに勝手に食われないように、食器棚の奥などの見えにくい場所に隠していたのだが、戌年生まれのせいか、嗅覚が鋭いコンデちゃんは易々と見つけだして、勝手に持ち出していたのである。オカンは気付かなかったのかって?気付きまへん。コンデちゃんも大概アバウトだが、それはオカンの遺伝のせいと思われる。とにかく何でもめっちゃアバウトなのだ。

例えば、カレーを作っていたとする。思ったよりカレーのルウが少なくて薄味になってしまった。
そんな時どうするか?『汁物は同じようなもんやろ?』と、
シチューの素をブチこんだのだ!
それもクリームシチューの方。しかも分量はカレーのルウと同等くらい?おかげで、何とも言えない奇妙な味のカレーとなった。食いしん坊のコンデちゃんもイマイチ食が進まない。パパンも何とも言えない顔。そんな中でオカンだけがバクバクムシャムシャ。で一言。
『さすがハウス同士やね。ウマい事混ざってるわ』
味覚までアバウトなんである。と、全てにおいてこんな調子なんで、お菓子の数が合わなくても気付かないんである。

さて、コンデちゃんがお菓子をあげていたのは、あくまでも報酬としてである。山でエロ本を拾ってきたらギャラ代わりにあげていたのだ。子供達はお菓子というお金と同等に価値ある報酬を求めて、コンデちゃんの秘密基地にエロ本を拾ってきては持ち込んだ。おかげで基地の中はエロ本パラダイス!見飽きたエロ本はドテチン君にあげる。もちろん、タダではない。現金だ。ドテチン君は世の中からハミ出たお金を集めるのが得意だった。自動販売機の下や溝の中など、落としてそのままになっている小銭を拾い集める才能の持ち主だったのである。
エロ本数冊につき、10円。10冊ほど渡せば50円。コンデちゃんホクホクである。え?セコい?商才があると言ってくれ。それくらい逞しくなければ、世の中渡っていけまへん。

子供達の中でも幼稚園に入る前のT君という子は、特に熱心にエロ本を拾ってきた。時には、拾うにしては汚れ過ぎているエロ本の折込みグラビアだけを破って持ってくるほどである。それは、お菓子以上にエロに対する執念だったのかもしれない。
特にT君は『ボイン』という単語が異様に好きだった。コンデちゃんが『ボイン』と口にするだけでも、キャーキャーと奇声を上げながら、手を叩いて暴れ回るのだ。
そんなT君をコンデちゃんは、特に可愛がっていた。同類なんとやらである。

ある日。コンデちゃんとT君は、たまったエロ本の仕分けをしていた。ドテチン君にあげる分、お気に入りの写真を切り抜いた後の残りの本、そして品質の良い保存用である。
次から次へとエロ本を見てると、コンデちゃんといえども飽きて来る。と、その時、T君がコンデちゃんに聞いてきた。

『なんで皆、同じ格好しよんの?』

確かに当時のエロ本は、ポーズのパターンが似通っていた。モデルが違うだけで同じようなポーズばかりって所に、飽きが来る問題点があるのだ。コンデちゃん、ピーンと来た!

『よっしゃ!俺らで新しいポーズを作るんや!』

新しいポーズを作るエロ本を作っている場所にいく(出版社という認識はない。どっかに秘密のエロ本工場があると思っていた。しかも、歩いていける場所にあると信じていた)撮影現場が見れるナマでボインが見れる

完璧なプランにコンデちゃんはガッツポーズ!T君はシンバルを持ったサルのオモチャのようにはしゃいでいる。ナマボイン…ボインの上をいく刺激に頭脳がショートしたに違いない。

数日後。コンデちゃんはT君の前で考えに考えたポーズを幾つか披露した。

『ア~ン』のポーズ。これは、頭と腰に手をあてて、足を組み、『ア~ン』の声と共に首を反らせて腰を突き出すセクシーポーズ。

『オホホ』のポーズ。これは頬に片手の甲をあて、チンチンをギュッとワシ掴みにする。
その瞬間にクルッとジャンプしながら一回転。回り切ったところで一言、裏声で『オホホ』っていうのがコツだ。

『パイタマブラブラ』ポーズ。胸の前に手をあててオッパイを表現。そのまま『ブラブラ』揺れるアクションをし、次に両手の指で丸を二つ作って股間にあてがう。そしてまた『ブラブラ』揺れるアクション。これを素早く胸と股間、交互に繰り返す。けっこうしんどい。

どれも写真に撮るという事は、動いちゃいかん事をすっかり忘れている。それでも、今までにないポーズだと、コンデちゃんは自信満々だった。
そして、T君が一番食い付いたポーズとは…、

『おすもうさん』のポーズである。これは裾がゴムになってる半ズボン、体操着でしか出来ない。
尻を覆っているズボンとパンツを尻の割れ目に食い込ませる。今でいうTバック状態にする。んでからお尻を突き出して左右に激しく振る。この歌と共に。
♪おすもうさん、おすもうさん、どっこいどっこいどっこいしょ♪

尻を振るという子供が食い付きやすいアクションのせいか、テーマソング付きのせいか、T君も尻にズボンを食い込ませて♪おちゅもーしゃん♪と舌足らずな声で歌いながらお尻フリフリ。
てな訳で存分に尻を振って楽しんだ後、コンデちゃんとT君は満足感を胸に、それぞれの家に帰った。

次の日の朝。学校に向かうコンデちゃんとゴミ捨てに出たオカンは、T君親子に会った。T君の母親は、うちのオカンに『いつも遊んでもらって…』などと挨拶をしている。T君もゴキゲンで『コンデちゃんと遊ぶと面白いねん。こんなん教えてもろてんで』と、皆に背を向けた。次の瞬間、素早く尻にズボンを食い込ませて、
♪おしゅもーしゃん、おしゅもーしゃん、どっこいどっこいどっこいしょ♪
と、前日よりノリノリでお尻をフリフリ。あまりのノリッぷりにコンデちゃんは爆笑しようとしたが、場の雰囲気がそれを許さなかった。T君の母親は呆然、うちのオカンは恐怖の魔人顔だ。

『よそ様の子に何ちゅう事を教えるんじゃ~』

怒声が届く前にコンデちゃんは『行ってきま~す』と猛ダッシュ。きっと、あの怒りは学校から帰っても続いているだろう。この逃亡も一時的な回避に過ぎない。ああ、もう、このまま遠くへ逃げたい…。心底願いながら走るコンデちゃんの耳には、事態も分からず、踊り狂うT君の♪おしゅもーしゃん♪の声だけが聞こえていた…。

という訳で今回はおちまい。てかさ、Tバックを開発したんは、もしくはその魅力にいち早く気付いてたのは、俺やったかも?クソ~、儲け損なったわい!

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3 コメント

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Unknown (おコメ)
2005-05-29 06:22:41
Tバック持ってるけど、ちゃんとはいたことがない。

ちゃんとって、別に前と後ろを逆にはいてたってことじゃないよ。

(それはそれで 今度やってみよう)

試着とかさ、そんな程度。

だってさぁ~ 絶対歩き方が変になるような気がするのよね~。

私にとっては 羞恥プレイだわぁ。

なんかぁ、、、こう、、、しっくりこない?って感じぃ?(古っ)



サイズが合ってないのか???

こうぼんさん、機会があったら確認してよ(笑)

写真に引かれて (とらこの飼い主)
2005-05-29 06:32:29
どんな可愛いコンデちゃんかと思ったら・・・。(汗)



昨日見た運動会の「マツケンサンバ」を思い出しました。

体操着の小学生が全員、お尻を振るんだ。大爆笑。どっかにコンデちゃんがいそうで。
Tバックス (こうぼん)
2005-05-29 07:37:28
ってセクシーグループがおったけど、いつのまにやら消えたねえ。



おコメさん江。

前になるのはTフロントだっけ?Oバックってのもあったですな。



俺は今でも時たま履くですよ、Tバックは。

酒飲んで今日は脱ぐと決めた日はね(笑)。

評判?上々ですよん。だって、スベスベだし、撫でるとウン気が上がるらしいし!?

人様の御利益の為に、一肌脱いでいるのです。

でも、履くと尻の谷間が痛いんだよね…。

確認でしたら喜んで。サイズが合ってなきゃ下さい。俺が履きます(笑)。



とらこの飼い主さん江。

小学校もマツケンサンバ。俺が覚えているのは、♪南の島の大王は~、その名も偉大なカメハメハ~♪ってやつ。カニ歩きしながら、尻を振るんだよ(笑)。



ま、この年になると、尻よりも腰を振りたい今日この頃。いいかげん、錆びてんじゃないかしら?不安だわ…。

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