コレクション

ヤフオクなどを見ていると、カナーリお金を掛けたと思われるコレクションを見ることができます。
なんつーか、1個が3万、5万・・・ いや、それ以上したであろうコレクションの数々。

それも20年以上前の金額なので、本人の小遣いや給料から捻出しての購入なのだから集めるのも大変だったことでしょう。
それも今や昔・・・
今日に至っては、それを欲しがる人も減り、大幅値下げしても買い手がほとんどつかない状態。
コレクションの物にもよりますが、保存が大変な物や現在の世の中の流れに対応できないような物は価値が下がっていく一方でしょう。

ですが、先ほどの一人で驚くほどたくさんの出品をされている人を見ると
「この人は、これを集めるための情熱が半端なくすごかったんだろうな」
と思わせてくれます。
まぁ、当然ながら、その物の価値が俺にも多少ながらも理解できるからなのですけど。

理解できるからこそ、断腸の思いで値を下げているのに、それでもなお買い手がつかない現実を見て悲しくなってしまう。
「どうして大きく流通してる時に整理してしまわなかったのか?」
って後悔することもあるでしょう。

俺は、そういうブームになるものって、最終的にはババヌキだと思ってます。
かならず弱者のところで最期を迎え収束しますからね。
だからコレクションするときには自分の気に入ったものだけは残して、ゴミの様なものはすべて掃いて終了させていました。
そうすることで納得のいくものだけが残っていい思い出になるから。

しかし、先ほどのヤフオクの出品者は哀れだ。
さぞや人にうらやましがられるコレクションだったであろう。
「うーーーーーん!これはスゴイですね!!!」
と、大きくうならせる品物の数々だったに違いない。
時間の経過というのはとても残酷だ。
だからこそ一度手に入れたものは手放さないか、手に入れない方がいいともいえるね。
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