コアオハナムグリ交尾5/11

コアオハナムグリの交尾。

正面から撮ると、妙に人間臭いのは何故だろう？（笑）

メスは胸が赤っぽい個体で、オスは黒化個体。

おっとっと！（笑）

分類：コウチュウ目コガネムシ科ハナムグリ亜科ハナムグリ属ハナムグリ亜属
体長：１３～１５ｍｍ
分布：北海道、本州、四国、九州。
　　　平地～山地
成虫の見られる時期：４月～１１月中旬
　※冬越しの形態について、情報が二つに分かれる。
　　⓵成虫で冬越しし、交尾・産卵（５～６月）。
　　　９～１０月頃、新成虫が羽化し、そのまま冬越しに入る。
　　⓶幼虫で冬越しする。
　　　４～５月頃蛹になり、２～３週間で羽化。
　　一方で、
　　㋐卵から成虫まで１～２年ほどかかる
　　㋑７月までに産卵されたものは９～１０月頃までに羽化
　　という情報もある。
　　総合すると・・・
　　ⓐ７月までに産卵されたものは９～１０月までに羽化、成虫で冬越し
　　ⓑそれ以降に産卵されたものは幼虫で冬越しし、翌年以降に羽化
　　ってことだろうか？
　※「かたつむりの自然観撮記」によれば、「夏季には一時休眠する」とあるが、他ではこの情報は確認できない。盛夏に姿が見られないことからの推測かも知れない。盛夏に姿が見られないのは、⓵の説に基づくならば、越冬した成虫が寿命で死に、新成虫が９月頃から出現するためと思われるが。
エサ：成虫・・・花粉
　　　幼虫・・・腐植土
参考：茨城の昆虫生態図鑑（メイツ出版）
　　　かたつむりの自然観撮記
　　　こうち農業ネット
　　　虫ナビ
　　　ほか