こならの森44号■1991.12.1発行
表紙「矢印の+遊水池」
■目 次
2…看板娘・武藤さん
3…町・どんぐり山
7… 亡国の構図の波紋
9…特集マウンテンバイク「飛駒」
12…新米ママ奮闘記
13…町中の不思議
16…佐知倶楽部
17…結婚「田中さん夫妻」
18…カラムコラム・街角の肖像
19…24p トピック
25…モータースポーツ・コーヒー
26…青春の断想・きれい瞬間
27…情報コーナー @佐野市
28……………………@館林市
29…映画情報・ブックストップ10
30…書評・絵本紹介
31…協賛店MAP
33…こならの森から~
【本文抜粋記事】
田中正造
亡国の構図の投げかけた波紋
川 柳(作 乱 鬼龍)
流域文学会より
亡国の構図三面記事多弁
亡国の構図明日なく今日の虚無
亡国の構図バブルがはじけ出す
亡国の構図陳腐な嘘並ぶ
亡国の構図の明日を覚悟せよ
亡国の構図天地もあきれはて
亡国の構図一億洗脳す
亡国の構図日の丸あげて征く
亡国の構図ごたくはあり余る
亡国の構図明日をどう描く
ああ、これまた亡国(編集部)
「史実重視の重厚な舞台」下野新聞・はぐるま座「亡国の構図」評。「ただ感動するばかりです。谷中村の人たちが、立ち退きを命じられたとき、『私はどうなっても背中の子どもだけは助けて下さい』とすがりついて泣いておりました時、わたしもともに泣いておりました。私共も、先祖が川俣事件の時に警官に押さえ付けられた一人です」(感想文より)「最初にシナリオを読んだ感想では、どうしても『解説者』の存在が気になった。芸術とかいうものは本来@解説@するものではないからだ」 (田中正造大学群馬事務局 関 充明)
それとは別に藤岡町の石井さんからは、「来年は田中正造没後80年になるようです。私も田中正造・石井文庫(現在の蔵書200冊)の開設を予定しています」という励ましとも取れる、お便りを編集部までいただいた。波紋はまだまだ広がっていく。
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