ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート67 海人(あま)か山人(やまと)か?」の紹介

2021-04-09 15:40:50 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート67 海人(あま)か山人(やまと)か?」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 私は海人(あま)族のスサノオ・大国主建国論から縄文社会論に入り、「縄文人=海人族説」から縄文人起源論や縄文社会・文化・文明を追究してきました。
 ところが、インド東部・東南アジア・雲南山岳地帯のピー(ひ=霊)信仰、神山天神信仰、赤米・赤飯・サトイモ神事、寒さに強い温帯ジャポニオカの起源、日本人固有のY染色体D型の分布、照葉樹林文化(根栽類の水さらし利用、絹、焼畑農業、陸稲の栽培、モチ食、麹酒、納豆など発酵食品、鵜飼い、漆器製作、歌垣、お歯黒、入れ墨、家屋の構造、服飾)(ウィキペディア要約)などから、ドラヴィダ系山人(やまと)族の遺伝的・文化的影響を考えるようになり、ドラヴィダ系海人・山人族が共同して日本列島に「海の道」をやってきたと考えるようになりました。
 さらに、バイカル湖畔のブリヤート人がY染色体D型であることから、チベットからバイカル湖畔、シベリアを経て北海道に移住したドラヴィダ系山人族がドラヴィダ系海人・山人族と日本列島で劇的に再会したと考えました。
 魏書東夷伝倭人条に出て来る「邪馬壹国」を「邪馬台国=ヤマト国」とする説や、記紀神話の天皇家のルーツを「海幸彦と山幸彦」とする記紀、「おおわ=大倭=大和」を「やまと」と呼ばせる天皇家、特攻戦艦「大和」と「宇宙戦艦ヤマト」人気など、日本人は「やまと」の響きが好きなようですが、「やまと」のルーツを整理しておきたいと考えます。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主一族のルーツが海人族なのか、山人なのか、考えてみていただければと思います。雛元昌弘


□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/


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