ハコスカでは「インテリアパネル」として一体成形されていますが、
この部分、パーツリストでは「PARCEL SHELF ASS'Y-rear」、
クルマ用語でも「リヤパーセルシェルフ」と呼ばれる部分をディテールアップします。
まずその形を複写するために紙を使います。
パーツに押し当てて・・・
アナログですねぇ。(^^;)
紙を切り取り厚さ0.3mmのプラバンを切り出します。
微調整は“現物合わせ”。 0.3mmのプラバンははさみでさくさく切れます。
故に切りすぎ注意です。(゜◇゜)
次にハコスカの梱包材、薄手の段ボール紙を幅10mmの帯状に切り出します。
この帯に幅10mmの両面テープを貼ります。
切り出したプラバンの幅は152mm、
この真ん中から10mmと2mmの線をマジックで引いておきます。
その幅10mmに合わせて段ボールの帯を貼り付けます。
段ボールの端は指で押しつぶします。
インテリアパネルにあてがって確認します。
このディテールもMDF(中密度繊維板)っぽくて捨てがたいです。(^o^)
この段ボールの帯に両面テープを貼ります。
と、写真では5mm幅のテープですが、後に10mm幅の方が適していたので貼り直しています。
ビニールシート(梨地)を少し大きめ、特に横は長めに切り出します。
まずは位置決めのために端の両面テープだけを剥がします。
ビニールシートに貼り付けます。
表に返してビニールシートをめくり、最初の溝に瞬着を付けます。
ココで使う瞬着は粘度の高いタイプ(例えばゼリー状)が適しています。
ちなみに私は「コニシ アロンアルファ プロ用 No.3 高粘度木工用」を使いました。
そこに定規を使ってビニールシートを接着します。
“はじめの一歩”ならぬ「はじめの一本」です。
2本目以降も両面テープ→瞬着と分けてやっていたのですが、
いっぺんにやった方が仕上がりが綺麗なので、その写真を掲載します。
表張り完了です。
「三葉虫の化石」をイメージしたのは私だけ?
裏から余白部分を切って整えます。
まずは下の直線部分以外のところに瞬着を塗布します。
余白部分を折り返して接着します。
重なり部分もありますが「薄さ0.15mm」なので気になりません。
最後に直線部分も折り返して完成です。
表側です。
おっ!予想以上の仕上がり具合!(自画自賛、スミマセン)
インテリアパネルに配置しました。
ハコスカは内装の殆どがビニールシートで覆われているので、
今後もこの「ビニールシート」が活躍しそうです。 一杯あるし・・・。(^_^;)
konaki。
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