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『極秘指令:ドッグxドッグ』(R15+) ワイルドだったぜぇ~!

2012年05月25日 | ドキドキした映画

原題:OPERATION: ENDGAME(R15+)
2009年・アメリカ(82分)
               

監督:フォアド・ミカティ
脚本:サム・レヴィンソン 
音楽:イーアン・ハニーマン
出演:ジョー・アンダーソン、ロブ・コードリー、エレン・バーキン、オデット・ユーストマン、
   マギー・Q、ザック・ガリフィナーキス、ヴィング・レイムス、ジェフリー・タンバー、
   アダム・スコット


鑑賞日:2012年5月24日 (渋谷)

時は2009年1月20日。
バラク・オバマがアメリカ新大統領に就任したその日、
秘密諜報員エリックは、新たな職場に配属された。
国防省と統合作戦本部を母体に設立された政府非公認エリート部隊、
『ファクトリー』だ。
武器持込み厳禁の極秘地下本部へとエレベーターで初出勤するエリック。

ファクトリーのメンバーは、全員タロットカードのコードネームを持ち、
2チームに分かれていた。
皇帝、戦車、女教皇、審判がいるオメガ・チームと、
女帝、魔術師、塔、節制、教皇のいるアルファ・チームだ。
統括責任者は悪魔。

エリックは愚者と名付けられ、
配属される直前のミッション失敗で死んだ“力”の代わりに、
オメガ・チームのメンバーとなる。

ところが、
そのミッション失敗による処分を恐れていた統括責任者の悪魔が、

殺されてしまった。
胸に数本の鉛筆を突き刺されて。

武器は持ち込めず、メンバー以外立ち入ることのできない地下本部。
「犯人はこの中にいる!」

果たして、誰が殺したのか?・・・と、推理する間もなく、
突如電源が落ちた後、リブートしたコンピュターが下した指令は、
“ENDGAME=全員抹殺。”

極秘の地下本部で、
オメガ・チームとアルファ・チームの生き残りをかけた殺し合いが始まった・・・



どうだい?

エリックは配属初日で味方同士の殺し合いに巻き込まれるんだぜぇ~。
ワイルドだろう~

銃やナイフ、手裏剣なんて武器は持ち込めないから、
殺すための道具は、机の脚だったり、ゴルフクラブだったり、
オフィスによくある身近なモノを使うんだぜぇ~。
しかも、その使い方がエグイから、
刺して、突いて、刻まれて、
スプラッター並みに血しぶきが飛ぶんだぜぇ~。
痛々しいぜぇ~。

レーティングがR15+だから、
セリフも大人のブラック・ジョークありで、
いやらしいんだぜぇ~。

どうだい、本当にワイルドだろう~

『ミッション・インポッシブル』の

マギーQやヴィング・レイムスが出演してるからって、
スパイ・アクションと勘違いして観ると、
腰抜かすぜぇ~。

ひとことで言って、
シチュエーション・サバイバル・スプラッター・アクションの
B級映画だったぜぇ~!!

アラフィフ、エレン・バーキンの健在ぶり:★★★★★★★★★★★★
アラサー、マギー・Qの美貌:★★★★★★★★★★★★★★★★
O・ユーストマンの脚の長さ:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ザック・ガリフィナーキスの太鼓腹:★★★★★★★★★★★★
チェイニー暗殺計画はツマミ:★★★★★★★★★★

鑑賞後の総合評価:★★★

                        
いや~、笑った、笑った。
個人的には、細かいネタで笑えたし、
B級でも真面目に演じている有名キャストに拍手。

上映時間82分の短い作品。
心と金銭にゆとりがあれば、楽しめるかも???

『ハング・オーバー』で一躍ブレイクし、
今年のアカデミー賞のステージにまで立ったザック・ガリフィナーキス。
本作では、ファクトリーのメンバー、コードネーム“隠者”として出演。
フェイント的な演出もあったけど、やはりおなじみのキャラでキレてた。



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