ワガママ生活のススメ

普通の主婦の日常

びっくりぽん連発…

2016-09-16 13:33:35 | 介護
私、これまでずっと近く遠く医療に関わってきたけど、今回の母(79歳)の顛末は驚きの連続でした。
ことの起こりは元気で一人暮らしをエンジョイしていた母が、食欲不振、倦怠感で消化器内科を受診したこと。
私は夏ばてによる脱水?くらいに思っていたのですが、いきなり胃と大腸のカメラをするための検査入院となりました。ところが、大腸カメラの大量に水分を飲む前処置で、すっかり調子がくるい、場所が分からなくなったり、転倒したりで栄えある「認知症加算」を受ける身に。
結果的には胃も腸もきれいなもんでしたが、相変わらず全く食べられず吐いたりするもんで点滴のお世話になっており、退院は延期。
ところが、入院10日目に突然の転院。
あれよあれよと言う間に、介護タクシーが呼ばれ、私は車イスを押して荷物をかかえ次の病院へ。
そこで分かったことは、前代未聞の低ナトリウム血症❗
だって、今まで入院して点滴のしてたから、まさかそんなって、思うよね。
とにかく塩っぱいものを食べよという事で、梅ぼしや味噌汁や出されたけど、食べられない。
それどころか、転院3日目には意識も朦朧とし、名前を呼んでも応えてくれない状態に。あちこちに管がいれられ、口や鼻から痰を吸引しているという状況。さすがに、私もある意味 覚悟をしましたよ。
ところが、そこまできてようやく、甲状腺ホルモンと低ナトリウム血症が関係しているのではないか…となり。
甲状腺炎の薬が投与されたところ、めきめき回復。4日目には普通に会話できるようになり、翌日には食事や歩行が可能になりました。何とすごい体力でしょうかね。お陰様で思ったほど認知機能も壊れておらず、ほぼほぼ普通に会話し、理解を得られておりました。
ところがこれで、ようやく一息つけると思った矢先。昨日、早くも退院の話が出て大慌てです。
回復したとは言え、退院してひとりで暮らせる状況でもないわけで…。
取り急ぎケアマネさんにケアハウスを探してもらいました。
運良く条件の良いところで空きが見つかったので、早めに手を打たねば!と動き始めています。もともと施設を希望していた母も、今回の好条件に喜んでいますが…。
これまでの経緯からして、また思いもよらないどんでん返しが待っているような不安を感じています。
検査入院から、わずか3週間ですが、本当にびっくりの連続でした。
今日もこれから医師の説明を聞いてこなくてはならないのですが、何しろ仕事をもつ一人娘なので大変。
でも、仕事のおかげで気分を切り替えていられるのも事実。
ひとりっ子介護であることは、母も私も覚悟のうえですから、お互い過度に期待せずうまく距離をとりながらやっていかなくてはと思っています。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿