こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

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2006年02月11日 | 仏教

 

 捨てれば

 

 楽になるよ

         

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「捨てる」二句 (つる)
2006-02-17 06:43:41
一遍上人、末期の句

「葬礼の儀式ととのふべからず。野に捨ててけだものにほどこすべし」



作家、寺山修二の短歌

「マッチ擦るつかのま海に霧深し 身捨つるほどの祖国はありや」



どちらも高校教科書に載ったことがあると聞きます。



捨ててはならないものを捨て果て、捨てるべきものは捨てきれず、欲望の満足を善として仮想と現実の境界が見えにくくなっている大量消費社会にあって、若い世代にこそ深く心に根付かせておきたい言葉であります。



難しいことを易しく。優しいことは厳しく。



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捨つべし (極楽坊)
2006-02-25 17:07:58
一切世間の動不動の法は皆是敗壞不安の相なり。



なかなか『捨つべし』といっても…
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