こもれび徒然日記

カフェめぐりとインテリア

フォルトナの瞳

2018-02-08 | 本の感想
本の感想…というカテゴリーを作りながら、最近は投稿もせず…💦

活字を目で追うのは好きなので、毎日雑誌は読んでます。
小説は心の余裕があるときや、面白い本に出会えたときだけ。

読んでもすぐ感想を書かないと忘れてしまうんですよね。

夫が東京赴任してから、行き帰りに読む用によく文庫本を買ってきます。

先週持ってきたのが、百田なおきさんのフォルトの瞳。



あらすじ

家族と死別し、天涯孤独の身である主人公・木山慎一郎は、自動車塗装の仕事を淡々とこなす日々を送る青年。
ある日突然慎一郎は、死期が迫った人間が透明に視えるという特殊な能力を手に入れる。
能力を使って身近な人間を救おうとする慎一郎だったが、死ぬべき運命の人間を救うことは、思わぬ結果を生むこととなり…。

………

くせのない文体でさらさらと流れるように読み進み、あっという間に完読。
こんなこと起こるかなあ〜と思っていたことが起き、こんな終わりかなあ〜と思っていた結末。

ミステリーを読むとき、
え?そんなこと思いもしなかった!
と予想が当たったことがない私。

想像力が甘いのだろうと思っていたけれど、フォルトゥナでは思い通りに進んだので少し嬉しくなってしまった(o^^o)
ドキドキ感は薄いけど。

短い時間の中でほどよく楽しみたいのにはぴったりの物語です。

百田さんの小説では、やっぱり永遠のゼロが一番すきだな。
映画より小説の方が断然よかった!

そしてオオスズメバチが主人公の風の中のマリアも面白かった。

風の中のマリアは、久しぶりに図書館で借りたので(前回読んだときは先輩に借りました)、この週末に再読するのが楽しみです。
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「この世界の片隅に」

2017-10-20 | 本の感想
休日にDVD鑑賞をしようと思うとき、
「うんと心が揺さぶられて、涙がでるような感動作」に出会いたいなと、ネットでも検索してから借りにいきます。

私が好きなのは、
○オーロラの彼方に
○ショーシャンクの空
○奇蹟の輝き
○君に読む物語
○インターステラー
など。

どれも数年に一度は借りて、何度も見直しているものばかり。

でも、映画は本当に個人の好みがありますね。
同じ映画をベスト1に挙げている人とも、他の作品は違う感想をもつなんて当たり前ですし。

最近、出会えたことに本当に感謝した作品があります。
「この世界の片隅に」

原爆投下直前の広島が舞台です。

戦争をテーマにした映画は観るのが苦しくなることも多く、こちらを鑑賞するときにもためらいがありました。
しかし、戦争の悲惨さを前面に出すのではなく、淡々とした日常のありがたさが細やかに表現されています。

だからこそ、その今まで当たり前だったことが強制的に一つずつ失われていく悲しさがひしひしと心に突き刺さる。

絵を描くことが大好きだった主人公のすずさん。

爆弾の爆発で右腕が無くなったとき、久しぶりに再会できた旦那さんは、爆弾のことは何も知らなかったのに、腕には目もくれず、まず
「無事生きとって良かった」
と言います。

腕がないことに驚くのではなく、生きてそこにいることだけに安堵する……
それこそ、平和な世界では普通ではないことだと思いました。

「戦争のことを学ぶ」というより、
「戦争という歴史を通して、自分の幸せについて考える」そういう時間を与えてくれる作品でした。





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「ちょっと今から仕事やめてくる」

2017-06-05 | 本の感想
前回来店したときに店員さんに
6月から新メニューになるんですよ!
と教えてもらい、どんなメニューかな〜と楽しみに訪問しました。
いつもの223カフェ。
常連です^_^

メニュー表を見ると…
か、変わってない⁉︎

ごめんなさい〜、まだ変わってないんです〜💦と謝ってくださったのですが…

全然構わないんです。
来月も引き続きメニューに入れる予定と話していた海老カツサンドにするつもりだったから^_^

これ、美味しいんですよね💕
海老カツにソースを合わせるのではなく、チリソースと玉子のタルタルで、甘くて濃厚で。

夫も、今までの223のメニューの中で一番好きかも…と言っていました。
周りを見ても注文している方が多くて、人気なのが分かります。

スムージーは、マンゴーとヨーグルト。
暑くなってくるとマンゴーが恋しい🍹


食後はまったりと読書を。
夫は東野圭吾さんの「さまよう刃」を読んでいます。
昔読んだけど、どんな話だったかな。
また読み返してみたい!


私が最近読んだのは、

映画化されましたね。


ものすごく読みやすい文章で(小学生でも読めそうなくらい)、小難しい表現はありません。
先が想像できる展開で、読書好きな方には物足りないかもしれないけれど…。
今の私にはすごく心に響くものがありました。

一週間の心理表。
分かる〜笑


人は何のために生きているのか?
と主人公が問われる部分があります。

半分は自分自身のため、そしてもう半分は自分のことを大切に想ってくれる人のためと、友人は諭します。

いろいろな考え方があるでしょうけれど、社会のためだとか、人のためという答えより、私の心には落ちました。

三週間に流産したとき、今まで生きてきた中で初めての感情に襲われました。
襲われるという表現をしたのは、思うっていうより、湧き上がるという方が近くて。

この本の設定と私の状況は全然異なるものだけれど、主題としていることに今教わることが多くありました。

昨日の誕生日会でもひしひしと感じたのですが、家族は私のことをすごく大切に想ってくれています。
母や妹はすぐ近くで寄り添ってくれるし、妹の旦那さんも温かく優しく見守ってくれて…。
辛いとき、前に進むことが嫌になってしまったとき、自分の命は自分のものだけでない…という当たり前のことを忘れずにいたいなと思います。

何気なく手にすることになった本から大切なメッセージを受け取ることって多いです。
その本のからのメッセージを自分が向かいたい方向へ解釈しているとも言えますが。

いろいろ読書したい今日このごろ。




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唯川 恵 霧町ロマンティカ

2016-02-11 | 本の感想
先日、清泉寮に行ったときにロビーの本棚スペースで見つけた本。

大学時代に唯川さんの本にはまってしまって、図書館にある唯川さんの単行本は片っ端から読んだ覚えがあります。

女性目線の繊細な感情がさらっとした表現で綴られています。読みやすいけれど、ありきたりではない、何とも心地よく心に入ってくる文体が好きです。

こちらの霧町ロマンティカは、男性が主人公。
今まで読んできた唯川さんの作品は、20代から30代くらいの女性が主人公のものが多いため新鮮でした。
こちらもさらさら~っと読めるので、温泉に入っては読書、また入っては読書…という流れにちょうどよいものでした。

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小川洋子 「博士の愛した数式」

2013-11-06 | 本の感想

大切な本の一つ、「博士の愛した数式」。

半年に一度は読み返すので、いい感じに年季が入った感じになっています。

「おすすめの本ある?」と聞かれると、迷わずこの本を挙げます。

それくらい、大好きな本。

母と息子、そして40分しか記憶がもたない博士が主人公。

恋愛、家族愛、いろいろな愛の形がある中、

『人を大切に想う』根本的な愛情について考えさせられる

あたたかい物語。

どの場面とは決まっていないけれど、いつも突然涙が出てしまいます。

言葉の一つ一つに重みがあって、静かに丁寧に読みたい本です。

 

 

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「秘密」 東野圭吾

2013-10-30 | 本の感想

ネットで「おすすめの小説」を検索して見つけた本です。

早速図書館で予約をして、読んでみました。

東野圭吾さんといえば、ミステリーという印象ですが、

この本はミステリーの分類には入らないのではないかな?と思います。

では、どのジャンルかと問われても答えるのが難しい、不思議な感じの本です。

さすが、東野圭吾さん、文体にクセや無駄がなく読みやすい。

さらさら~とページをめくり、あっというまに読み終えました。

妻と娘が事故に遭い、妻は死亡。娘は奇跡的に生還。

しかし、娘の意識は妻のものに代わっていた・・・というあらすじです。

何が『秘密』だったのか、は最後を読んで納得。

夫婦のあり方を、今まで考えたこともない視点から見直す機会になりました。

私はすきな本だなあ。

また、読んでみたい本に出会えました(#^.^#)

 

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小川 糸 「食堂かたつむり」

2013-10-12 | 本の感想

大好きな本のご紹介。

「食堂かたつむり」

この本は、図書館で借りてみてとても気に入ったので、購入しました。

丁寧にお料理をすることの素晴らしさを感じます。

エルメスという豚に作ってあげるクルミの天然酵母パン。

ザクロを使った真っ赤なカレー。

心と体をあっためるスープ。

など、読んでいると私もいっしょに食べているような

そんな気持ちになります。

先日図書館で「食堂かたつむりのレシピ」という、

本の中のメニューを再現した本がありました。

材料が揃えられそうもないので、作ることは難しいけれど、

こんな感じになるんだ~と写真を見ながら楽しかったです。

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「永遠の0」

2013-10-07 | 本の感想

雑誌、エッセイ、小説、絵本など、

種類は問わず、文字を目で追うことが好きなので、

朝ごはんのあとの30分くらい、寝る前の少しの時間、

毎日本を読む時間は欠かさずとっています。

図書館でもいろいろな本を借りてくるのですが、

印象の薄い作品だと、読んだことすら忘れてしまうこともしばしば。。

これから、持っている本、借りている本、どちらの感想も

ちょっとずつ記録していこうと思います。

まず、一番初めに取り上げたいのは、

「永遠の0」です。

10回以上読みましたが、毎回号泣してしまう。

私の祖父母も体験している第二次世界大戦のことなのに、

何も知らなかったことを恥ずかしく思いました。

小学生のころ、祖父から

「中国に戦争にいっているときに、弾丸が頭をかすめた。

あとちょっとでもずれていたら、生きていなかっただろう。」という話を

聞いた覚えがあります。

そんな祖父の話を思い出しながら、

宮部久蔵と重ねながら読んでいます。

一番心にずしんと響く場面に、

『いつか自分がおじいちゃんになって、孫に戦争に行った話をせがまれてきかせる。

遠い昔のおとぎ話のように感じられるくらい、平和な日本になっていてほしい。』

と、宮部久蔵が特攻に行く前に話しているところです。

大切な人がすぐそばにいて、

ずっと一緒にいられるということがどんなに幸せなことか、

改めて考えさせられる作品です。

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