


一通り見学を終えた私たちは、再び船着き場へ戻ることになりました。

来たときは上った石段を、今度は下ります。

駐車場のある 「クドゥレ・ナルト(渡船場)」 へ向けて再び船に乗りますよ~

来たときは、賑やかなおばさま方と一緒に黃布帆船 (ファンポドッペ) に乗ってきました。
30人以上集まらないと出航できない船なので、ある意味貴重な体験ができたわけです。

しかし、そのあまりに賑やかな様子に韓国人のガイドさんすら
「一緒の船は嫌だから、私たち7人いるし一般観光船をだして下さい」 とお願いする有り様。
交渉が成立して、帰りはこちらの一般観光船に乗って帰ることになりました。
結果的に両方の船に乗船できて、ラッキーでした。

「みんな乗ったね」 と確認する船長さん。
「はい、お願いしま~す」

船はゆっくり動き始めました。

人数が少ないので、ゆったり着席できます。
窓からのんびり外の風景も楽しめます。
「皐蘭寺(コランサ)遊覧船船着場」 がどんどん小さくなっていきました。

例のスンチャカ ズンチャカ スンチャカ ズンチャカと軽快というより
賑やか過ぎる音楽が鳴り始めると、ガイドさんが 「止めてくださ~い」 と。
そして、『皐蘭寺』 の復習を兼ねてガイドの補足をしてくれました。

おばさま方が乗った黃布帆船も出航したようですね。
また船の中では、軽快な音楽に合わせて踊りの真っ最中でしょうか…(笑)
ほんと、みなさん楽しそうでうです。

船長さんは、サービスでぐるりと川を遠回りしてくれようと、
「クドゥレ・ナルト(渡船場)」 を過ぎても直線で進み続けるので、ガイドさんが
「アジョシ~、アジョシ~ 船着き場はあそこですよ! どうしてこっちへ行くの~?」
と叫んでいます。 ガイドさんは、早く仕事を切り上げてソウルに戻りたいのね。

船長さん、お疲れ様でした。
無事、私たちは 「クドゥレ・ナルト」 へ到着しました。

日本でも船に乗る機会はなかなかないので、貴重な体験ができました。

バスに戻ると、午後2時でした。
まだまだ早い時間なので、もっと扶余を楽しむ時間はたくさんありますが、
ツアーでの目的地は、すべて行ったので、これで扶余での散策は終了です。
個人で来ていたら、これからもっと回れるのに… と、残念ではありますが、
バスツアーでは、移動に無駄がないので、一長一短ですね。

名残惜しいですが、あとは高速道路にのってソウルに戻るだけです。
と、思っていました…
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