しゃかしゃか母、旅に出ました

旅行に出掛けた記録(ほぼ韓国)です
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【国立公州博物館】忠清南道視察旅行⑤2018/4/25

2018年05月16日 | 忠清南道 視察旅行
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『武寧王陵』 に来ています。

今から 『国立公州博物館』 に近道をして裏口から向かうようです。

「宋山里古墳群」 の敷地を出た辺りに、『熊津百済大王廟』 がありました。 と言うより建築中…

「熊津」 とは、古代朝鮮の百済の古都のことだそうです。

「熊津」 を調べて見たら、文周王が475年漢城 (今のソウル) から遷都してこの地を首都として以来、

聖明王が538年所夫里 (扶余) に遷都するまで、およそ 60年間百済の首都であったとのこと。

今度、公州をお邪魔するときには、立派な先祖を祀るお墓が出来上がっているのでしょうか…



そこからすぐの場所に 『国立公州博物館』 は、ありました。

公州の歴史と文化を一目で理解できるように、武寧王陵室、熊津文化室、屋外庭園の

3ヶ所の常設展示と特別展示室があるそうですよ。



韓国の驚くべきところは、こんな立派な博物館が入場料無料だと言うこと!

見るべきところがありすぎて、1日中でもここにいられそうです。



この 『国立公州博物館』 は、忠清南道の北部地域から発掘された文化財を保管・管理している博物館で、



1971年発見された百済時代の武寧王(501~523) と、王妃の墓である武寧王陵から出土した文化財を特別管理しているそう。

この博物館では、武寧王陵から出土した遺物のほとんどを観覧することができ、

現在の博物館の建物はその文化財を展示するために新しく建てられたんだとか。



こちらが重要な 墓誌石です!

ぼしせきとは、お墓に埋葬されている人の没年月日や戒名・俗名・年齢など、略歴を記した石版のことで、

ここに 「武寧王」 の生没年が刻まれていたのです

そのことから 「武寧王」 は、九州・唐津にある加唐島 (かからじま) で生まれ、

斯麻王 しまおう (嶋君 せまきし) と日本書紀に登場し呼ばれているそう。

また、金銅製品は日本の同時代の古墳から出土するものと瓜二つであり、

当時の日本の倭国の王権と朝鮮半島の百済王権がいかに密接な関係にあったかが分かりますね。

「寧東大将軍百済斯麻王年六十二歳 癸卯年五月丙戌朔七日壬辰崩到」 と彫ってあります。



墓の入り口に置いてあった “熊にも見えるし豚にも見える” 想像上の動物。



この形に見覚えはありませんか?



そう、先ほど見てきた 『武寧王陵』 の灯りを置いておく蓮の凹みですね。



この博物館に展示してあるものは、レプリカではありません。

何百年前のものが現代まで守り続けられており、今こうして目の前にあるって、感動的でしょ!

 

先ほど 『武寧王陵』 で見てきた棺の中ですね。



耳飾りのデザインが凝っていて、今でも年代物だとは分からないほど。



先ほどはレプリカで見ましたね。 でもこちらは本物。

金でできたベルトや腕輪、青銅の鏡など…



こちらは王妃様のもの。  左端に写っているのが、古代のアイロン。

これと同型の物が日本では二カ所の古墳からから出土しているらしいですよ。



どこから出土したか聞き忘れましたが、百済時代のものだと思われます。

今度、公州にいくときまでの課題ですね!



最後は、入口から出て来ました。

見応えたっぷりの 『国立公州博物館』 でした。



【국립공주박물관 (国立公州博物館)】
충청남도 공주시 웅진동 360 (忠清南道 公州市 熊津洞 360)
国立公州博物館 ホームページ : こちら
利用時間 : (平日)午前10時~午後6時 (土、日、休日)午前9時~午後7時  (土曜日)4月~10月 午前10時~午後9時
入場料 : 無料
休館日 : 月曜日
交通機関 : 公州市外バスターミナルからタクシーで約10分
※ 百済世界遺産センター ホームページ (観光コース) → こちら

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【武寧王陵】忠清南道視察旅行④2018/4/25

2018年05月16日 | 忠清南道 視察旅行
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貴重な体験をさせてもらった 「公州韓屋村」 ともお別れです。

「公州韓屋村」 の係の方が、わざわざ挨拶に来て下さいました。



で、バスで少し進めば、そこには 『武寧王陵』 がありました。

「公州 宋山里古墳郡」 の中にそれはあって、武寧王の墓である武寧王陵をはじめ、王族の7つの墓が群集しています。



まず、『송산리고분군모형전시관 (宋山里古墳群模型展示館)』 からの見学となりました。

武寧王陵や5号墳、6号墳を復元しており、副葬品や当時の衣装も展示されています。

「模型展示館」 というだけあって、こちらはレプリカで、本物は後で行く博物館の方にあるそうです。



入ってすぐに 「宋山里古墳群」 のオブジェ



ここでよく登場する 「武寧王」 ですが、第25代 (461年~523年) の王で

民生の安定や百済の国力伸張に大きな成果をあげたそうです。



この模型は、5号墳。

割石が積まれた横穴式石室墳で、ドーム型になっています。

なぜ、5号墳と呼ばれているかと言えば、盗掘されており誰のお墓だったのか分からないから…



こちらは、6号墳の模型。

内部の壁には土を塗りその上から、青龍、白虎、朱雀、玄武の四神図の壁画が描かれてあります。

こちらは白虎になりますね。

この絵って、教科書に出てきた高松塚古墳の写真でも見ました。

この頃から百済と日本とはつながりがあったんですね~



武寧王陵から出土された遺物をよく見れば、王と王妃の金冠、

王妃の金製頸飾、王妃の銀製の腕輪、王の金製の簪、青銅神獣鏡、石獣、支石、頭枕、足座などがあります。

何度も言いますが、もちろんこれらは、レプリカになりますよ~

 

6号墳の模型になります。

1号墳から5号墳は石造りの横穴式石室構造で、武寧王陵と6号墳はレンガ造りになっています。

レンガにはきれいな模様が施されていましたよ。



レプリカですが、埋葬されていた装飾品ですね。

先ほどの出土された遺物の埋葬品は、ありのままの状態で展示してありましたが、

こちらは綺麗になった状態で展示されていました。

それにしても細工が細かく、デザインが今の時代と見劣りしません。



外に出て、古墳の見学もします。



「宋山里古墳群」 は、熊津時代の百済王陵群と言われていて、数十基の古墳が密集していたそうですが、

現在は7基の古墳だけが整備されているそうです。

しかし、文献が何も残っていないので分からないことが多いのだそう。

その中でも武寧王陵だけは盗掘されていない完全な状態で発掘されたので、

御陵の主と築造時代が確認できた非常に珍しいケースだと聞きました。



「宋山里古墳群」 の中で、武寧王陵の発掘後25年間は公開されていました。

しかし、微生物の生息や雨漏りなどによって原型を保存するのが難しいことから

1997年11月、武寧王陵など宋山里古墳群の補修工事後は武寧王陵を含めて5・6号基も永久に閉鎖されました。

ここは閉鎖されているので、先ほどの 「宋山里古墳群模型展示館」 で一通り見させていただきました。



2015年7月に、百済歴史遺跡地区のここ宋山里古墳群が世界遺産に登録されました。

それを記念して立派な石碑もありました



次はすぐ隣にある 「国立公州博物館」 に向かいます。

ここに本物は展示してあるそうです。

前回閉館時間に間に合わず、見学できなかったので嬉しいなぁ~ 

【무령왕릉 (武寧王陵)】
충청남도 공주시 웅진동 57 (忠清南道 公州市 熊津洞 57)
利用時間 : 9:00 ~ 18:00 (入場は30分前まで)
休館日 : 元旦、秋夕当日
入場料 : 大人1,500ウォン
交通機関 : 公州市外バスターミナルからタクシーで約10分
※ 百済世界遺産センター ホームページ (観光コース) → こちら

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