しゃかしゃか母、旅に出ました

旅行に出掛けた記録(ほぼ韓国)です
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【最初の目的地・目指すは扶余!】忠清南道視察旅行⑥2018/4/23

2018年04月30日 | 忠清南道 視察旅行
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どこをどう走っているのか、皆目見当が付きませんが、

車窓を楽しんでいると、高速道路をどんどん乗り継ぎ 「忠清南道」 に向かっているようです。



帰国後、地図で見てみたら、平沢 ー 始興高速道路 (153号線) の

「평택 요금소 (平沢料金所)」 を通過したようです。



途中で撮った写真には 「扶余」 の文字が見えました。



私は 「Duam」 の地図が見やすいので、こちらで後から移動した道のりを

チェックしたりしています。  自分の撮った写真とストリートビューが一致すると、

これが嬉しかったりして… 結構楽しい作業です。♪



で、相変わらずのお天気なので、予定が大幅に変更になり、

私たちは 『扶余』 の 「定林寺址」 に向かっていることが分かりました。

で、現地に到着して駐車場から裏口を通り、「定林寺址博物館」 内に入っていくと、

以前もお世話になった文化観光解説士の “おがや” さん!

個人的には、日本語が達者な韓国人ガイドさんより、韓国語ができる現地に住んでいる日本人ガイドさんの方が

話が聞き取りやすくて好きだったりします。



雨が降り続き、それも前日からの雨で、足元がぬかるんでおり博物館内からの見学となりました。

「仏教文化館」 の奥へ進むと、ここから出て来た発掘品のレプリカと、



百済から日本へ技術が伝えられ、今尚それが残っているという

越前の “伝統産業” の数々の興味深い展示がありました。



百済から多くの職人が海を渡り日本(倭)にやってきたこと、当地にはそれらを証明する様な地名が残っていることなど

同じ歴史と文化を共有する越前市と扶余郡は、未だに交流があるようです。

越前が継体大王潜龍の地と云われ、伝統産業、伝統芸能、神事やまつりの他、

大王所縁の史蹟が数多く今もなお、息づいており、 その継体大王が第26代天皇に即位し、平成18年は1500年という

大きな節目の記念年となり、越前の歴史と文化そして産業を再認識し、

誇りと郷土愛に満ちた地域づくり に活かすことを目的に民間と行政が協働のもとに

「こしの都千五百年プロジェクト」 を立ち上げたそうです。

越前和紙 ・ 越前漆器 ・ 越前打刃物 ・ 越前焼 ・ 織物繊維



そんな昔から百済と日本の越前との間に交流があったとは、興味深いお話でした。

しかも、今尚その交流が続いているとは素晴らしいことですね。

やはり韓国と日本は近いだけじゃあなかったんだぁ~ 

去年も “扶余” を訪れていましたよ ↓

*【世界文化遺産・扶余定林寺址】百済歴史遺跡へのFAM⑪2017/10/27 → こちら

*【世界文化遺産・定林寺址博物館】百済歴史遺跡へのFAM⑫2017/10/27 → こちら

【부여 정림사지 (扶余定林寺址)】
충청남도 부여군 부여읍 동남리 254 (忠清南道 扶余郡 扶余邑 東南里 254)
営業時間 : 9:00~18:00(3~10月)、9:00~17:00(11~2月) ※入場は閉園1時間前まで
休日 : 年中無休
交通 : 扶余市外バスターミナルから徒歩15分 (タクシーにて約3分)
ホームページ : こちら

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