goo blog サービス終了のお知らせ 

京都の闇に魅せられて(新館)

京都妖怪探訪(193):2012年祇園祭・神幸祭





 今年の祇園祭に関する記事の第6回目です。
 
 前々回前回は、祇園祭のハイライトとも言われております「山鉾巡行」の様子を動画付きでお届けしました。
 しかし、前々回でも少しお話ししましたが、山鉾巡行の本来の意味とは「神様が乗るという神輿を巡行させる前に、町中の災厄や穢れなどあらゆる悪いものを山鉾によって集める」という露払いの掃除機みたいなものです。
 つまり、神様が京都の町中を神輿に乗って移動する神輿の巡行の方が、祇園祭の中ではより重要な儀式なのです。
 神輿の巡行には、八坂神社から京都町中の「御旅所(おたびしょ)」と呼ばれる神様が訪れたり泊まったりする場所へと神輿が移動する「神幸祭」(17日)と、「御旅所」から八坂神社へと帰る「還幸祭」とがあります。
 今回は、そのうち「神幸祭」の様子をお届けします。


 午後6時前の八坂神社・南楼門付近。






 20分くらい前から多くの人々が、神幸祭を見ようと集まってきています。
 








 6時頃になると、神輿巡行の行列がやってきました。















 主役の神輿が見えてきます。






 動画ででも、その様子の一部をお届けします。






 主祭神・スサノオ(=牛頭天皇)が乗る「中御座」。
 その妻・櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)が乗る「東御座」。
 2人子供たち、八柱御子神 (はやしらのみこがみ)が乗る「西御座」。
 この3基の神輿とそれらを担ぐ人々が、八坂神社・南楼門前に集合しました。









 八坂神社の宮司さんに、京都市長、京都府知事が挨拶をします。






 お祓いが行われたのち、神輿行列は京都の町へと繰り出し、四条寺町の御旅所を目指します。





 四条寺町付近の御旅所と、そこに置かれている3基の神輿。











 17日から24日の「還幸祭」まで、八坂神社の神様ご一家はここにお泊まりになります。

 なお還幸祭の様子は(昨年のものですが)、以下のシリーズ過去記事をご覧ください。


第124回:祇園祭・2011年還幸祭(前編)
http://moon.ap.teacup.com/komichi/279.html


第125回:祇園祭・2011年還幸祭(後編)
http://moon.ap.teacup.com/komichi/280.html


第126回:祇園祭と大政所御旅所
http://moon.ap.teacup.com/komichi/281.html



 それでは今回はここまで。
 また次回!




*祇園祭ののHP
http://www.gionmatsuri.jp/



*八坂神社のHP
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/yasaka/index.html



*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm




ふるさとを守る脱米救国バナー ふるさとを守る脱米救国バナー


2ちゃんねる から子供たちを守ろう!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「京都散策」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事