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どうも、こんにちは。
今回は妖怪とか怨霊とか関係ないので、『霊場魔所の桜』シリーズの記事ではないけど、桜の記事です。
今回は、京都市の北西付近に禅寺・妙心寺の塔頭寺院である、退蔵院の枯山水庭園と桜の光景をお届けします。
まずはいつもの通り交通アクセスから。
最寄りの交通機関は京都市営バス「妙心寺前」停留所と、同「妙心寺北門前」停留所です。
今回は後者から、下立売(しもだちうり)通りに面する南総門から入ります。
重要文化財・山門の前を通り。
同じく重油文化財・仏殿の手前辺りに入り口が。
退蔵院前に設けられた拝観受付のテントには「五分咲き」との表示が。
正直この時、「うーん、まだ五分咲きくらいかなあ」と入るのを迷いましたが……せっかく来たのだから」と、「満開ではなくても、五分咲きには五分咲きのいいところがあるかも」と自分を言い聞かせて、拝観料を払って、とにかく中へ。
方丈庭園へ。
狩野元信の作品だという、その名も「元信の庭」。
方丈から枝垂れ桜の庭園へ。
門の外から既に枝垂れ桜が。
枯山水に五分咲きの桜が。
満開ではなくても美しい桜、それが枯山水とも合っている。
その為か、ご覧の通り結構多くの参拝者や観光客が訪れていました。
桜は青空とも合います。
奥へ、水琴窟、茶席・大休庵の方へ。
大休庵の壁にこんな窓も。
禅宗寺院だけに、「瓢箪鯰(ひょうたんなまず)」という有名な禅問答のテーマを元に。
そう言えば、ここには国宝『瓢鮎図(ひょうねんず)』など、これをテーマにした絵もありました。
やはり「瓢箪鯰」をテーマにした「ひょうたん池」から眺めた枝垂れ桜の庭。
再び水琴窟から、枝垂れ桜の下へ。
来て良かった。
五分咲きでも良かった。
満開でなくても桜は美しかった。
そう満足して、古刹の庭園を後にします。
今回はここまで。
また次回。
*妙心寺・退蔵院へのアクセスはこちらを参照。
*妙心寺退蔵院のHP
http://www.taizoin.com/
*『京都妖怪探訪』シリーズもよろしく。
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