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どうも、こんにちは。
梅の季節となりましたので、今回も『霊場魔所の梅花』シリーズを。
今回も・・・ここも毎年恒例になりますが・・・北野天満宮の梅の光景を。
今出川通りに面した、堂々とした威容の北野天満宮、一の鳥居。
最寄りの交通機関には、すぐ近くに京都市営バス「北野天満宮」停留所があります。
参道を進んでいきます。
今年はあのコロナウィルス流行の影響でしょうか。
確かに、そこそこの数の参拝者は観られるのですが、いつもより目に見えて少なく、閑散としているような印象も受けます。
参道と梅苑との間は生け垣で仕切られていますが、生け垣越しに梅苑を覗いてみます。
まだ完全に満開というわけでもないようですが、「これは期待できそうだ」という感じです。
楼門をくぐって中へ。
中へ入ってすぐの場所に、美しい花手水が。
優しい表情の、赤目の牛。
ここも白梅の名所なのですが、この時まだ満開にはなっていませんでした。
宝物殿の前にも梅の花が。
宝物殿では、奉納された宝刀の展示もやっています。
「加賀百万石」で有名な加賀前田家は、あの菅原道真の子孫でもあったそうで、何本もの宝刀を奉納してきたそうで、今回はその一部が公開展示されていました。
展示物のうち、刀剣類は撮影が許可されたので、ここで公開します。
他にも、今にもよく斬れそうな宝刀が。
でもやはり、北野天満宮の宝刀と言えばこれ。
宝刀「鬼切」です。
源氏の象徴ともいうべき宝刀、渡辺綱が羅城門(もしくは一条戻り
橋)に現れた鬼の腕を斬り落としたという伝説のある宝刀です。
シリーズ第430回等でもとりあげたこともある宝刀ですが。
この宝刀を目にした時は、まるでキリスト伝説の「ロンギヌスの槍」
とか、アーサー王伝説の「エクスカリバー」などを目にしたかのような感慨がありましたね。
もうこれだけでお腹いっぱいになったような気分になりましたが、境内をさらに進んで、梅を観に行きます。
本殿へ続く「三光門」。
三光門を守る狛犬も、私のお気に入りの梅スポットのひとつですが。
この時の白梅は、まだまだこれからという感じでしたね。
本殿前には、「菅原道真が太宰府に流された時に主を追って飛んでいった」という伝説の残る「飛梅」が。
この時、満開はまだまだ先のようでしたが、それでも。
本殿に礼拝した後、再び三光門をくぐりますが、先ほど観た狛犬前の白梅を違った角度から観ることが出来ました。
ちょっとした発見をしたような、少しうれしい気持ちになって、梅苑へ。
今回はここまで。
次回は今年(2020年、令和2年)の梅苑の光景を。
*北野天満宮へのアクセス・周辺地図はこちらをご覧下さい。
*北野天満宮のHP
http://kitanotenmangu.or.jp/
*『京都妖怪探訪』まとめページ
https://kyotoyokai.jp/
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