京都の闇に魅せられて(新館)

2020年・白峯神宮、左近の桜 @ 京都妖怪探訪(691)





(記事中の写真はクリックで拡大します。プライバシー保護等の為、人の顔部分に修正を加えていることがあります)


 どうも、こんにちは。
 リアルではもうとっくの昔に桜の時期は過ぎていますが、せっかくですので、『霊場魔所の桜シリーズ』も開催したいと思います。
 先日ようやく、いわゆるコロナ危機、新型肺炎感染拡大の為日本全国にかけらていた緊急事態宣言が、うち39の都道府県で解除か緩和かされたようです。
 ただ、京都を含む8の都道府県では未だ緊急事態宣言が解除されず、未だ自由に動き回れない状態が続いているようです。
 今年(2020年、令和2年)の3月末頃、感染症のリスクが高い、いわゆる「3密(密閉、密集、密接)」の状態を徹底的に避けるなど、自分なりの感染症防衛策をとりながら、『霊場魔所の桜シリーズ』を何とか続けました。
 今回は、私のもっともお気に入りの霊場魔所の桜にひとつ、京都・白峯神宮、左近の桜を。

 まずはいつもの通り、交通アクセスから。
 最寄りの交通機関は京都市営バス「堀川今出川」停留所があります。
 もっとも今回は、そして最近は公共交通機関を使うことはほとんどなく、バイクと徒歩だけで動き回っているのですが。
 今出川通りと堀川通との交差点から少し東、停留所のすぐ近くに白峯神宮の正門が見えます。






 門から入れば舞殿が。






 舞殿・・・の背後に立つ本殿から観れば、右に橘、左に桜。
 これは「右近の橘」、「左近の桜」です。
 いわゆる御所、内裏の中、天皇の居る紫宸殿(ししんでん)の前に植えられている2つの木と同じ。
 また、仁和寺御殿の前にも同じ名の2本の木が植えられています。
 つまり、ここは御所と同じく、「天皇、上皇など皇族の居る場所」を意味します。
 ここには保元の乱で敗れ、讃岐へ流刑された後、無念の最期を遂げて大怨霊となったと伝えられている崇徳上皇が祀られているのです。








 現在では、「武道やスポーツの神社」として有名な印象ですが、元々は日本史上最大最恐ともいうべき怨霊を祀る怨霊神社なのです。
 この怨霊神社がどうして創建されたのか。崇徳上皇は何故、いかにして‘日本の大魔縁(大魔王)’ともいうべき怨霊になってしまったのか。この辺りの詳細はシリーズ第6回記事に書いておりますので、今回は省略します。ご興味あるかたはそちらをご参照下さい。
 本殿に礼拝した後は、左近の桜を眺めることにします。









 ちょうどきれいな青空を背景に、薄紅色の桜が映えています。


















 しばらく桜を眺めた後、社務所に立ち寄ります。




 紅葉の碧も美しい、紅葉の季節になればまた楽しみな場所でもあります。


 この霊場桜にもまた、他の多くの霊場魔所の桜と同じく、背後には人の世の業や闇がある。
 こういう桜や光景に何故か、惹き付けられ、魅せられ続けています。
 そして、また訪れてしまいました。
 コロナ危機によって世間全体が外出自粛の雰囲気に覆われている中でもなお、観ずにはいられませんでした。
 そしておそらく、来年もまた・・・。









 今回はここまで。
 また次回。





*白峯神宮のHP
http://shiraminejingu.or.jp/




*『京都妖怪探訪』まとめページ
https://kyotoyokai.jp/




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