あるいは、仕事、仕事ばっかり。
いくら衆議院選挙が近く、ネットでもその話題ばっかりだと言っても、それでは疲れます。
ということで、今回からはそれ以外の話題もしたいのです。
実は妖怪マニアであり、怪談マニアでもある私は、京都市内のいわくつきの妖怪・魔界スポットをめぐってきました。
その記録の一部をこれから書いていきます。
第1回目は、平安時代の有名な陰陽師である、安倍晴明を祀った晴明神社に行ったときのことを。
陰陽師・安倍晴明は、古くは『今昔物語集』、『宇治拾遺物語』などの古典作品。
現代でも、小説なら夢枕獏『陰陽師』や荒俣宏『帝都物語』。
映画では、野村萬斎主演『陰陽師』シリーズ。
アニメでも『少年陰陽師』シリーズなど。
いろんなメディアや作品に取り上げられ、今では結構有名な存在になっているようです。
「京都妖怪紀行」のシリーズのスタートは、その大陰陽師ゆかりの場所をとりあげたいと思います。
晴明神社、一条戻橋の近くにある京都市・堀川今出川の交差点付近。

市街地の大通りであるにもかかわらず、緑の多い場所です。
晴明神社の入り口、「一の鳥居」。

「一の鳥居」から入った場所。本殿はこの奥です。

旧一条戻橋。
その横には、式神(陰陽師が使役したという精霊)の石像があります。
安倍晴明ゆかりの伝説や、渡辺綱が鬼女の腕を切り落とした伝説など、いくつもの伝説が語られている場所であります。

現在の一条戻橋は、堀川にかかっています。
そこにも行きましたが、それについては次回(シリーズ第2回目)にとりあげます。
ここが本殿です。

まずは、ここでお参りをしていくことにしました。
魔除け・厄除け用の御守りも買っていきました。
妖怪や怨霊関係の場所をいくつも訪れ、しかもそれをとりあげた記事を書くわけですから。
万が一にでも、祟り等のないように、ね……。
では、次回は「(現在の)一条戻り橋」について取り上げようと思います。