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どうも、こんにちは。
今年もまた1月10日が。
「十日戎(えびす)」が。
七福神のえびす(ゑびす)神のお祭りの日がやってきました。
9日を宵(よい)戎、10日を本戎、11日を残り戎といいます。
今年は9日夜の宵戎の深夜と10日の本戎を訪れてきました。
9日夜、24時近くの真夜中の八坂神社。
八坂神社の境内摂末社のひとつ、「北向蛭子(えびす)社」に礼拝します。
八坂神社にも「北向蛭子社」があり、毎年「蛭子(えびす)祭」があります。
今年は所用があって観に行けませんでしたが、9日は「蛭子船巡行」が行われます。その様子は、本シリーズの第253回、第254回、第532回で紹介したことがあります。
昼間は大勢の参拝者や見物人などで賑わっているのですが、夜間はほとんど人も見かけません。
今年10日昼に訪れた「北向蛭子社祭」の様子が以下に。
本殿にも礼拝し、八坂神社を後にします。
四条通りを西へ。
夜12時を過ぎても、ちらほらと車や人の姿も見られます。
大和大路通りと交わる交差点から南へ。
昼間は多くの露店が開かれて賑わっていますが、店は閉まっています。
店は閉まっていますが、「十日戎」の期間中は、京都ゑびす神社は24時間開門されています。
真夜中12時を過ぎても、ご覧のように参拝者が絶えることはありません。
因みに「十日戎」期間中の昼間は、神社はご覧のように大勢の参拝者でごった返しています。
実を言いますと、わざわざ真夜中に十日戎の参拝をした理由は2つあります。
ひとつは、昼間はこのような恐ろしい人混みで大変なので、人出が少なくなる真夜中に参拝する方が楽だからです。
もうひとつ、ただ単に一度でいいから真夜中に参拝したかったからです。
耳が遠いとも言われるえびす神にお願いを聞いてもらう為の裏参拝所にも、参拝者の姿が。
この時、昨年の「十日戎」のことを思い出していました(※シリーズ第531回参照)。
昨年のちょうど今頃、ここに「十日戎」参拝に訪れたのでした。
その時、ちょっと心が凹むことがあったのですが、ここのえびす様に、このえびす様に見立てられたという心優しき上皇に、そしてこの神様と上皇を慕い続けた先人たちに救われたような気がして。
それで「やはりえびす様は福をもたらす神様だ」とか思ったものです。
またの参拝を約束し、来年の十日戎にも訪れることを約束し、ゑびす神社を後にしました。
今回はここまで。
また次回。
*八坂神社へのアクセス・周辺地図はこちら。
*八坂神社のHP
http://www.yasaka-jinja.or.jp/
*京都ゑびす神社へのアクセス・周辺地図はこちら
*京都ゑびす神社のHP
http://www.kyoto-ebisu.jp/
*『京都妖怪探訪』シリーズまとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
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