NO MOVIE, NO LIFE

観た映画をすぐ忘れてしまうので、覚書です。。。

ル・ブレ

2003-01-08 | DVD ま・や・ら・わ行
DVDのパッケージがTAXI2に似ていて、もしや、パクリ?と思ったら、パクリを超えていた。
超えた、って言うと、そのくらいスゴイの?と思われがちだけど、ん~、なんてゆーか、TAXI2のバカさ加減をもっと強調した感じ。。
わざわさおんなじ車(プジョー406)で、おんなじ場所(コンコルド広場やシャンゼリゼ通り)を暴走する。
しかも観覧車をぶっ壊したりして遠慮がない。(←このへんが"超えて"いる)
パッケージを見て、B級だろうと余裕で構えていたらスキを突かれてしまった。
「少林サッカー」も「踊るマハラジャ」も、タランティーノもガイ・リッチーも、なんでもありの盛りだくさん。
バカバカしいんだけど、なぜかカッコいい。。。え?カッコいいのか?
油断して、観るべし。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルス

2003-01-08 | DVD ま・や・ら・わ行
「マドンナと結婚した」、「ブラッド・ピットが出演した”スナッチ”の」、ガイ・リッチーの監督初作品。
個人的には、「スナッチ」よりも好き。
始まってすぐドキドキした。
初めて観た時は、ガイ・リッチーを知らなかったので、「え!?なにこれ!?まじで!?やられた!」っていう感じの衝撃でした。
そりゃーDVDを買わずにはいられないでしょう。

やっぱりよく比較されていたのが、タランティーノ。
でも、似てるよーで、ぜんぜん似てない。
強いていえば、登場人物の誰もが重要人物、と思わせるくらいに個性的、これは共通してるかも。
ロンドン生まれ、ロンドン育ちのガイ・リッチーが、ロンドンを舞台にした映画を作れば、それはもう、英語なのに字幕をつけないと理解できないコックニーを使ったり、実はもっと面白い仕掛けがあるらしい(ロンドンで生活してないと、わかんないみたい)。
でも、そんなんがわかんなくても、十分楽しいです。
無駄がない、っていうか、例えば録画しておいた番組を観るときに早送りするような場面がない、って感じ。
かといって、コンパクトにしすぎてわかりにくい、ってことは全くない。
ストーリーは展開が早いし、フッと笑ってしまうことも多いけど、このスピード感に慣れてしまったら、もう他の作品には満足できなくなるかも???
貫禄のあるスティングにも万歳!

ちなみに、同じロンドンのギャングもの映画「エブリバディ・ラブズ・サンシャイン」(アンドリュー・ゴス監督、1998)も面白いです。もっと重くて暗い感じだけど。