かえるところ

田舎のおうちで何をしよう。ひとまず家族でリフォームし、私は野菜を作ってみよう。

選択

2005-07-19 22:35:40 | つれづれ
なんだかんだ言っている。
種を選びたいだの、
マクロだの。

すべてぜいたくな話。

もう、本当に、これを食べないと
死んでしまうんだぁ!
・・・ところで、これはF1種のものかい?
・・・ところでこれ、添加物はいってる?
・・・私、玄米しか食べないのよ。

なんて、言う人はいない。

たいていの人はまず、
自分はぜいたくだと認めた方が
なにかとややこしいことにならなくて
いいんじゃないかな。

「選ぶ」ということができる人みんな。
食に対してだけじゃなく。

選ぶことがありすぎて、くらくらする?

選ぶことにスマートな人は、
変人と思われても、
世のため人のために、動いて欲しい。


たね

2005-07-19 22:24:53 | 食べ物
いざ種を植え、作物を育てられる段階になって、
はたと気が付いた。
今さらながら。
気が付いたと言うより、
現実的に、実感したと言うことか。

次に種を残せない種をまくのか、
ということ。

先日のたねとりくらぶでの話で、
F1(エフワン)という種の種類を
耳にした。
そのときは、んーようわからんなあ。
なんてのんきに構えてたけど、
交配種のことだった。

普通に暮らしている庶民なら
たいていこのF1種の作物を食べて暮らしているのだろう。
いいとこどりで掛け合わされた
商品としての種、ということか。

それだけ聞いたらなんだかよさそうだけど、
それは、ほとんどが、一度きりの命なのだそう。

簡単に言えば、スーパーで買った野菜の種や、
ホームセンターで買った種で育った作物の種を
土にまき、幸い芽は出たにしても、
いい実がならないという。

そして、それは当たり前のこととして
世に知れ渡っている。
知れ渡っているのと、
それが何を意味するのかが
理解されているのとは違うみたいだけど。

次の命につながらない作物を食べていて、
いいのかな。

これに対するものが、
在来種。
毎年実をつけ、種を取り、
そうして伝えられてきた種。

今回は無理だけど、
やっぱり、そちらを選びたい。