珪藻土

今年のお正月に急に思い立って
二階の私たちの部屋をぷちリフォームした。
2、3日家のものだけでやってみて、
続きはまた後日と言うことで、
はや半年たった。
この半年間、実に、リフォーム途中で生活していた。

そこへ突然、家人が珪藻土を買い求めて帰宅、
さっそくコンパネむき出しの
流し台に塗り始めた。

もしやこれは、古民家再生の練習？
それとも私のご機嫌とりのため？
とりあえず、いいことだ。

塗った日は雨。
乾燥した日より湿度のある日のほうがいいのだそう。
塗りたてはたまご色で、
白い流し台には合わないかと心配したけれど、
乾いたら、ちょうどよい白さに変色。
とりあえず、よかった。

それから、なんとなく、いいにおい。
アロマだわ。
自然のにおい。

ここらで

頭を整理して。
衣食住、子どものこと、老後のこと、
すべてが細切れに、それぞれに数え切れない
選択肢があって、それを趣味や金額で
判断していく。
だから、衣食住のバランスが取れていなかったり、
そのアンバランスな環境に子どもが
入り込んで余計にややこしくなったり。

本当は、衣食住、こども、すべてひっくるめて
ひとつのラインに並ぶのがいいのだろうなあ。
この生活をするからこんな服装、住居、食事情
そして特別視されることなくその生活に
自然に組み込まれている子どもたち。

あいまいなことばかり並べたけれど、
こんな風に考えたら、
そういえば前にこんな記事新聞で読んだな、
ああ、あの先生はこんなことが言いたかったんだ、
と今さらながら気がついた。