大旦那日記

大旦那の日常と、宿の情報などなど。

ケージ IN ケージ

2008-06-09 20:58:45 | 宿
さて、珍しくもお客様で賑わう今日この頃の当宿ですが、
事件(?)は客室でばかり起きるわけではありません。

当宿の従業鳥、ボタンインコのシュン(♂)めの身体に
突如として異変が!



普通に鳥を飼っている人であれば、
「毛引き?」 と思うでしょう。
あるいは、
「羽ダニ?」 と考える方もいらっしゃるでしょう。
もしくは、
「内臓疾患?」 と見る方もいらっしゃるかもしれません。

が。

実は、全て不正解です。
というわけで、犯人はコチラ↓。



はい、シュンの連れ合い、ボタンインコのアオ(♀)です。
つまり、アオがシュンの胸の羽毛を
引き抜きまくってしまったのです。

などと言うと、2羽は仲が悪いのかと思われるかもしれませんが、
さにあらず。仲は大変良いのです。
それが問題なのですが(笑)。

どういうことかと言いますと、
この2羽はラブバードの名に恥じず、
ケージの中でいつもイチャイチャしているのです。
ただ。
だったら普通にイチャイチャだけしていてくれれば良いものを、
アオは何が気に入らないのか、
イチャイチャしている最中に、
突然シュンの胸や腹の毛をむしり出すのです。

もしかすると、アオにすれば遊び半分なのかもしれないのですが、
何せボタンインコのクチバシです。
ごっそり羽毛が抜けます。

そして、シュンもいかんのです。
自分の羽毛を引き抜かれているわけで、
痛くないわけがありません。
痛いことをされたのですから、
逃げ回り、アオを避ければ良いと思うのです。
実際、抜かれた瞬間は、ギャーギャー騒ぎながら
ケージの中を飛び回ります。
なのに。

ものの数分も経つと、またアオに寄り添って、
イチャイチャし始めるのです。
で、また抜かれる、と。この繰り返し。

「まあ気持ちはわからんでもない」 という
男性諸氏の声が聞こえてくるような気がしないでもありませんが
(男って何でこう馬鹿なのでしょうねえ)
そんなこんなで、シュンの羽毛はどんどん減って行きました。

勿論、私としてもただ傍観していたわけではなく、
もしやアオがシュンの羽毛を抜くのは
何かストレスでもあるのではなかろうかと思い、
ケージにオモチャを入れたり、
ケージのレイアウトを変えてみたりしましたが、
どうにも上手く行きません。

アオとシュンのケージを別々にもしてみましたが、
これがまた騒ぐ騒ぐ。
お前らの近所だけ世界の終末でもやってきたのかというくらい
ギャーギャーと騒ぎまくります。

まあ昼間なら、騒いでくれてもどうということはないのですが、
夜中に騒がれますと、他の鳥がパニックを起こします。
というわけで、これもボツ。

で、最終的に今どうしてるかといいますと、



写真ではわかりにくいかもしれませんが、
大きいケージの中に、小さなケージを入れています。
シュンはこの小さいケージの中に入ってもらい、
その外側にアオに居てもらっています。

このマトリョーシカ方式、
またの名を家庭内別居方式にしたところ、
2羽ともすっかり落ち着いてくれました。

もう1週間ほど続けているのですが、
夜中でも騒いだりしませんし、
シュンの羽毛も生え始めています。
よかったよかった。

ただ問題は、シュンの羽毛が生え揃った後ですね。
できれば元通り、ケージを普通に戻したいのですが
(掃除が大変面倒くさいのです)
そうなるとまたアオがシュンの羽毛を抜き始めるかもしれません。

どうしましょうかねえ。


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