こまったちゃん。のきまぐれ感想記

本・映画・お芝居等の感想をミーハー目線で、その他あれこれ書き散らかしています。

試写会「ぼくを葬る」

2006-04-12 | MOVIE(EUROPE)
試写会「ぼくを葬る」開映18:30@よみうりホール

「ぼくを葬る」 LE TEMPS QUI RESTE 2005年 フランス
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
監督:フランソワ・オゾン
製作:オリヴィエ・デルボスク、マルク・ミソニエ
脚本:フランソワ・オゾン
撮影:ジャンヌ・ラポワリー
編集:モニカ・コールマン
美術:カティア・ワイスコフ
衣装:パスカリーヌ・シャヴァンヌ
配役:アントワネット・ブーラ
音楽:ヴァレンティン・シルヴェストロフ、アルヴォ・ペルト、
   マルカントワーヌ・シャルパンティエ、
出演:メルヴィル・プポー、ジャンヌ・モロー、ダニエル・デュヴァル、
   ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、マリー・リヴィエール、
   ルイーズ=アン・ヒポー
上映時間:81分 


劇場予告を観て以来、「絶対観たい!」と思っていたフランス映画です。
なんせ主演のメルヴィル・プポーがすこぶる男前。
そして、往年の大女優ジャンヌ・モローの名演技。
これは観ないわけにはいかないとまで思っていました。
でも、試写会応募は全滅。
wakoさんに譲っていただきました。いつもながら感謝感謝m(__)m

「死」をテーマにしている重い印象からは意外なほどの81分という短い上映時間。
でも、観終わってみると「短い」とは思いませんでした。
死を宣告されて、自分の周りを整理するさまには涙を誘われました。
私はここまで自分を追い込むことができるかしら?
答えはNO。絶対にムリだな。
最後まで旦那にわがまま言ってしまいそうだし、反対の立場でも最後まで旦那と一緒にいたい。

予告ではいまいち納得のいかないシーンもセリフがはしょられているからだと分かりました。脚本もいいね、さすがオゾン監督。

この映画はできれば一人で観て、静かに自分自身と向き合ってみてください。

あと、日本全国の腐女子の皆さーん!この映画は必見ですよ!!
あまりにも美しいメルヴィル・プポーの恋人(♂)との濡れ場は堪らんもんがあります(笑)
ゲイのオゾン監督ならではの見せ場といえましょう。
その美しい彼が、最後にはとんでもなく痩せています。
彼のプロ根性に頭の下がる思いでした。
「マシニスト」を思い出しちゃった!と後ろの席のうるせー女が連れの女性に叫んでいましたが、その意見に同意はするものの、エンドロール中に大声でしゃべるなら「出て行ってくれ~♪byジュリー」と思いました。


今日のいくらなら出しても惜しくない  ¥1800(死について考えさせられる+眼福)
実際に出したお金             ¥620(図書券1枚と交換-同行者からハガキ4枚+交通費)

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