ミーハーのクラシック音楽鑑賞

ライブ感を交えながら独断と偏見で綴るブログ

バレエ・ブーム来たる?

2012-02-14 14:51:37 | Weblog
今年に入ってすでに4回もバレエを観に行っている。これまでは年に数回程度だったからちょっと異常ともいえるペースである。たまたま観たい演目が集中したせいもあるが、このペースで行くと今年は10回以上バレエ鑑賞しそうな勢いである。(^_^;

ところで、最近のバレエ会場は本当に男性客の比率が高くなった。4~5年前まではバレエの観客というと9割以上が女性客で男性客は肩身の狭い思いをしていた。それがこのところ、会場に行くたびに男性客が増えているような気がしてならない。先日行ったボリショイバレエの『スパルタクス』や『ライモンダ』は音楽鑑賞目当ての客も多かったこともあり、会場の3割近くを男性が占めていた。おかげで、普段はガラガラの男性トイレが結構混んでいた。(苦笑)

それでは、どうしてこのところバレエを観る男性客が増えてきたのかをちょっと考えてみた。

第一に興行側の努力を上げたい。バレエというと、これまでは決まりきった演目しか上演されなかったが、ここ数年はコンテンポラリーをはじめとしてクラシックでもいろいろな演目が上演されるようになった気がする。また、海外から頻繁にバレエ団も訪れるようになり、それに刺激されるかのように国内バレエ団の質も向上したと思う。

第二に男性の偏見も薄れてきたような気がする。バレエというと「女子供のもの」とずっと思われてきた。しかし、最近は男性にもバレエは鍛え抜かれたダンサーの超人的な肉体美と躍動感を味わうことのできる総合芸術という認識が広まりつつある。まあ、これも興行側の努力の結果なのかもしれないが。

第三にバレエ音楽の魅力を上げたい。バレエ音楽はもともと魅力的だったのだが、日本では残念ながら軽視されがちだったように思う。加えて、バレエ会場でのオケピのレベルも低かった。ところが、最近はコンサートでもバレエ音楽は人気演目になってきているし、バレエ会場でのオケピの演奏も数年前とは比較にならないほど良くなっている。

まだまだ他にも理由はありそうだが・・・。

以前、バレエはクラシック音楽やオペラに比べてマイナーな芸術と言われてきたが、このところの男性客の増加をみると、徐々にメジャーな道を歩み出しているのではないだろうか。男性客が増えれば、今度は相乗効果でこれまでバレエと無縁だった女性客も会場に足を運ぶかもしれない。

私がバレエを見始めてかれこれ10年は経つと思う。それ以前から仕事の延長線上としてバレエ鑑賞をしていたが、この場合そのほとんどがアメリカでの観劇であり、趣味の範疇として観るようになったのは2000年以降だと思う。私のなかではどうやらバレエ・ブームのようなのだが、これが世間的にどうなのかはよく解らない。ただし、その予兆がすでにあることだけは間違いないような気がする。
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