糸乃こまりの川柳

趣味は川柳  

老女即死

2020-02-28 16:24:44 | 飛鳥にゆれて一人旅

○銀座四丁目交差点

   早足で近づいている裕子。

   右から近づいてくるまりこに気づいて、

裕子「まりこちゃーん」
   気づかないまりこに、

裕子「まりこちゃん、まりこー」
   走り出す裕子。
   クラクションと急停車、救急車の音。
   新聞の小さな記事
   「六十五歳の老女銀座四丁目交差点を横断中乗用車にはねられ即死」
   がばっと目を覚ます裕子。

○裕子の自宅
   一軒家の二階。
   暖かい冬の昼下がり。
   あわてて電話に飛びついて、
裕子「まりこちゃん、私、死んじゃったのよ」
まりこ「ママ、死んじゃった人は電話出来ないのよ」
裕子「だって、銀座で引かれちゃった。新聞にも出たのよ」
まりこ「その程度の出来事は新聞に出ないの。忙しいからまたね」
   切られた受話器にため息まじりの裕子。
   裕の写真に目を移して、
裕子「パパ、もう三年ね」
   裕子が目を閉じれば走馬燈のように蘇る。
   写真を引っ張り出して、アルバムの中で過去に戻って行く。
裕子「お姑さんはキツかった。いなくなったけど、すぐにパパを迎えに来た。私に取られたから焼き餅焼いてたのよね」
   写真もカラーから白黒に変わって行く。
   ふと目を止める裕子。

○回想
   クルーズ船に乗っていろ若い頃の裕。
裕子「パパ、船って素敵?」
裕「素晴らしいよ。いつか、乗ろう。世界一周」

○裕子の自宅
   裕の写真を抱きしめて、
裕子「私、世界一周する。まだ、死にたくないもん。もうしばらくパパをお母さんに預けてあげる」
   あふれる笑顔。

コメント

貯金

2020-02-14 11:03:57 | くすくす川柳
今のうち集めておこう諭吉さん

糸乃こまり

諭吉さんも永遠ではないんですね。

出来るだけ貯まりたい!
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親子

2020-02-14 10:58:31 | くすくす川柳
親と子で優しく混ぜて他人丼

糸乃こまり

親子でもある程度歳を取ったら優しく接したいですね。
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飛鳥にゆれて一人旅

2020-02-13 14:47:15 | 飛鳥にゆれて一人旅
ママはパパを亡くしてから、一人ぼっちで寂しく過ごしてました。

でも、こんなことをしていたら、これで人生終わる、の?

はたと気づいたママ。 

世界一周しよう!  

今はクルーズ船といえば新ウィルスのことばかりですが、飛鳥で過ごした3か月はそれはそれは楽しかったようです。

今からずいぶん前のことですが、本まで出しました。

もう、今はママは飛鳥のことをいってもすっかり忘れています。  
 
もう一度思い出すように少し文章を換えてママに渡したいと思います。
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ボケ

2020-02-12 15:11:21 | ママが認知症
ママが認知症になるなんて、思ってもみませんでした。 

といっても、ママと呼んでいるだけでもうすぐ90歳。

そんなの当たり前かもしれませんが、このことに慣れるには少し時間が掛かりましたが。

ただ、ママはまだ若い頃ですが、こんな事をいいました。

「歳取ったら、ボケちゃった方が楽かもね」

当時は
「認知症」
という言葉はありませんでした。

ごはんを食べたことを忘れてしまったり、
自分の子供に会っても
「どなたさんですか?」
と言う老人はいました。
そして、そういう人たちは
ボケてると言われてました。

それを認知症と呼んでいるでしょうが、ママもマサカ自分がそうなるなんて思ってもいませんでしょうね。

それとも
「ボケちゃった方が楽」
といったママの言葉が神様に届いたかもしれません。


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