こまめ*ごはん

日々の出来事。(時々絵日記)

つぶちゃんまで

2017-03-17 18:19:45 | インポート



昨年12月8日に大事な大事な猫のテンちゃんとお別れしたばかりなのに
今月7日につぶちゃんまで私の元から去ってしまいました。



まさかまさかこんなことになるとは。
今、本当に苦しくてつらいです。



テンちゃんはずっと病気がちだったこともあり、
いつでもなんでもテンちゃんが優先で、他の猫達は後回し。

「テンちゃんは特別」と言ってはばからず、実際私がそうしなければ
テンちゃんはここまで生きてこれなかったと病院の先生もおっしゃってくださいましたが
そうしてきたおかげで、「やり遂げた感」というのはあったのです。


あそこまでやってダメだったのだから、もう仕方ない…と、諦めがついたというか。


でも、つぶの場合はそうではないので、
そのことに余計苦しんでいます。



このことをブログに書くのもつらくて、
もうブログやめようかなぁ…とも思ったのですが、
毎日覗いてくださる方もいらして、気にしてくれてるのかな…と思いましたし、
私のした間違いを公開すれば、そういうことをしなくて済む人もいるかもしれない
と思いましたので、ブログに書くことにしました。




ことの始まりと顛末はこうでした。(まだ気持ちの整理がつかないので、
ざっくり箇条書きすることをお許しください。)



① 2月初めころ、餌を食べる量が減ったように感じる。


② そろそろワクチンの時期なので、それとあわせて診てもらおうと病院に連れて行く。


③ 左上の歯が異様に長くなっているが、まだ抜ける状態ではなく、それが痛くて
餌が食べられないのでは?また、心臓の状態がすごく悪くて、いつぽっくり逝っても
おかしくない。その心臓の原因も歯のばい菌と思われるという診断を受ける。


④ 悪い歯を抜くには全身麻酔による手術が必要と言われ、
心臓のことが心配な私は手術の決心がつかず、痛み止めをもらって帰宅。


⑤ 痛み止めでだましだましいくつもりでいたけれど、やはり限界のようで、
全く餌を食べなくなり、また病院へ。手術の決心をする。


⑥ 2月24日全身麻酔による抜歯手術。手術は成功するも、帰宅後逃亡。


⑦ 毎年、ワクチンの後に家出するので、多分すぐ帰ってくるのでは?と考えていたが戻らず。
保健所、市役所、警察等に届を出し、探すが見つからず。


⑧ 2月28日、家の近くで鳴いているのを発見、保護。すぐ餌を食べると思ったのに、
全く食べず。猫用ミルクを少しだけ飲む。


⑨ 3月1日 病院へ。血液検査。猫は絶食が続くと肝臓をやられてしまうということを初めて知る。
手術前は正常だった肝臓と腎臓の値が非常に悪く、黄疸も出てかなり危ない状態と言われる。
とにかく栄養を与えるようにと言われる。


⑩ キドナという高カロリーの栄養食を強制給餌。ひどく嫌がられつつ与えるも
黄疸良くならず。


⑪ 毎日病院へ行くも、良くならず。入院しても無理と言われる。
また、吐き気もあり、強制給餌はもう虐待と同じと言われる。
カテーテルも酷い吐き気があるので、つらいだけとのこと。


⑫ 通院はもうしないことに。家で吐き気止め等の入った注射を打ち、療養。
強制給餌も中止。


⑬ 3月7日午前8時3分 永眠。




今回のことがあるまで、絶食するということが猫にとってどんなに危険か
私は全く知りませんでした。


つぶは家出していた間の絶食により、
「肝リビドーシス(脂肪肝症候群)」というのになってしまい
それで命を落としてしまったのです。



つぶはテンちゃんと違って、病気は全然しなかったので、
病院に行くのは年に一回のワクチンの時だけでした。
元々とてもびびりな子だったので、病院が怖くて怖くて
行くと必ずキャリーにお漏らし→帰宅後家出…というのが恒例だったので、
ドアからサッと出てしまった時も、すぐ帰って来るだろうとたかをくくっていました。



私がもっと気を付けてあげてれば、ちゃんとした知識を持っていれば
助かったはずの命だと思うと、たまらない気持ちになります。


どうか猫を飼っている皆さま、
私のような間違いをなさらないように。

猫にとって絶食はとても危険なので、猫が全く食べなくなったら
なるべく早く病院に連れて行ってあげてください。



「猫 絶食」で検索するといろんな記事が出てきて参照になると思います。
私はつぶが具合が悪くなってから、散々検索して散々読ませていただきました。
本当に無知っていけないですね…。


今は毎日つぶのいないつらさと寂しさと後悔に耐えています。


いつも猫達の為になるべくいい選択をしたいと思っているのに
なかなかいいようにいかないです。







こんな私をつぶちゃんはまだ好きでいてくれるかしら?
「鬼と思われてもいい」と強制給餌をして、だいぶつらい思いをさせちゃったしな。


いつかまた会えた時に、いっぱい謝ろうと思います。