週末は鮭を干した後で足を延ばして海アメマスを釣りに行ってみました。
これからの時期、川のイワナが海に下って体内を塩水に耐えるように変化したものが大きくなってアメマスと呼ばれるようになりますが、それを釣ろうというのです。
実はいよいよ本格的に鮭釣りに取り組もうと、ちょっと高価な竿とリールを買いました。
その道具で始めて魚が釣れると「魂が入った」という言い方をするのですが、その入魂に行こうと思ったのです。
ところが友人にその道具を見せびらかしていたところ、ハンドルの向きが逆だということが分かり、急きょリールは返品・交換をする羽目になりました。
そのためこの日は釣り兄貴のリールを借りての竿だけの入魂に挑戦です。
何しろ風の強い日でコンディションは最悪でしたが、風を背に受けられそうなところで何本か投入してみたところ、「引いてる!」という釣り兄貴の声。
何も考えずに竿を上げるといいサイズの魚がかかりました。
慎重に手繰り寄せてみると、なんと50センチはあろうかという立派なアメマスが釣れました。
「やったね、魂が入ったね」と釣り兄貴も喜んでくれましたが、なんのことはない、仕掛けから餌付け、竿の使い方から投げるところまで全部釣り兄貴にやってもらっての釣りでした。
「まあ鮭を釣るための良いトレーニングになるから、冬の時期に練習すると良いよ」
釣り兄貴はそういってくれましたが、まずはこれらを一人でできるようにならなくてはだめですね。
新しいことを一から学びなおしです。
これもリ・スキリングなのかな。