北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

大人の同窓会 ~ 稚内勤務という共通の思い出

2022-09-22 23:01:02 | Weblog

 

 今日はかつて稚内に勤務経験のある官庁OBらが集う会が開かれました。

 本来は年に一度開催しているこの会ですが、昨年はコロナのために中止され二年ぶりの開催です。

 参加者はわが開発局関係者はもちろん、道庁、警察、海上保安部、税務署など多くの官庁の出身者で、皆共通の意識は「自分は最果ての稚内に務めていたことがある」という一点です。

 …と言っても、多くの人たちはせいぜい1年か2年の勤務期間。

 集まった人たちも勤務時期が重なっている人はまれで、同じ組織であれば大概は先輩と後輩というわけ。

 そのため、違う組織の人になると同じ時期にいた人はともかく、ちょっと前後するともうわかりません。

 せいぜい違う組織の人とはこの会で年に一度会い続ける中で懇親を深めるのが精いっぱいです。

 ただ稚内から駆けつけてくれた地元にずっといる経済界の人たちはそんな行きずりの公務員達でも結構覚えていてくれて、懐かしく当時の話で盛り上がれます。


       ◆

 
 今日は例年参加してくれていた市役所関係者が、9月議会の最中という事で今回は欠席。

 例年は市長か副市長が来て説明してくれる稚内の話題ですが、稚内商工会議所会頭が市長に変わって稚内の現状を説明してくださりました。

 曰く、「風力発電の大型風車の建設が始まり、港にはそのための資材がどっさり置かれています。また建設関係者が多く滞在しているのでホテルなどに余裕がなく、宿泊料金が随分跳ね上がっている」とも。

 以前は東の遠くの宗谷丘陵に広がっていた風車群ですが、今後はより大きなものに置き換えられてより効率が高い発電を目指しているとのこと。

 また市役所の建て替えの話も進んでいるようで、ちょっと見ないでいると稚内の風景はどんどん変わってゆきそうです。


     ◆


 今回は約30名ほどの参加者でしたが、そんな中に私が勤務していたときに時を同じくして勤務されていた人たちが集まれました。

 またその時にいた人の一人が今回新規加入の運びとなり、同期組がまた一人増えた格好。

 なぜか私がいたときの他官庁のトップには馬の合う人が多く、離れていても誰か一人が「札幌に行く」となると連絡網で集まることがありました。

 酔った勢いで当時稚内市役所にいてよく一緒に飲んだ知人にも電話して、「今度札幌へ来るときは集まれるよ」と連絡。

 稚内で出会った大人の同窓会が開けそうです。

 行きずりの転勤先でも仲良くなってその後も繋がっていられる人間関係は楽しいものです。

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