雨を聴いて寒更に盡(つ)きる、門を開けば落葉多し。小庭に柿や木犀などの落葉樹の葉が落ちて、赤や緑や黄色の彩りのある絨毯ようである、朽ちて地に還り生命連鎖を育む腐葉土。落葉した木の枝を良く見ますと来年の葉芽が見えている、植物は人間の一生を一年で表現し繰り返します。 禅語録tから録る = 聴雨寒更盡開門落葉多.
ニッポンの童謡唱歌の 「 里の秋 」 の想いと抒情にと通じる感性がある。
♬~
しずかなしずかな 里の秋
おせどに木の実の 落ちる夜は
ああ かあさんと ただ二人
栗の実にてます いろりばた ♬~
ああ かあさんと ただ二人
栗の実にてます いろりばた ♬~
生まれ在所の茅屋 ( 屋敷?まわり )は、庭木の柿や桜や南天の落葉で埋もれていて ( お隣りさんやご近所にご迷惑をかけているんじゃないか ) 心配している。が、まあ、十二月に入ったら、二週間ほど掃除&片付行け&雪の要害などで帰郷したいと思っています。ご近所だった方々にもお逢いして旧交を温めて、いろいろと不在中の情報などお話をいただきたいと思っています。