近研ブログ

國學院大學近代日本文学研究会のブログです。
会の様子や文学的な話題をお届けします。

近研のよき思い出

2007-04-03 21:06:47 | Weblog
こんにちは。新2年生の坂崎です。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

 このブログでは、研究会の思い出を語ると言う事で、とりあえず自分なりにいままでの思い出や、この研究会の良いところを書いていければいいなと思います。
 
 自分がこの研究会に入ったきっかけは履修の説明会の後に、大学院の先輩に声をかけられたのがはじまりでした。そのときの言葉は、「芥川龍之介に興味ありませんか?」でした。僕は元々近代の文学を読むのが好きで、大学で近代文学をもっと勉強してみたいと思っていましたし、芥川も好きな作家の一人であったのでその言葉に誘われてそのまま先輩方と食事に。後日にいろんな先輩方と出会えることができました。 
 はじめての研究会で扱っていた作品は、芥川の「蜃気楼」。自分はこの作品を読んだことはあったのですが、そのときに繰り広げられていた作品に対する様々な討論にびっくりし、大学の勉強というものはこういうものなのかと、かなり刺激を受けた事を覚えています。
 いままで僕は二つの作品研究をやってきたのですが、自分で図書館に資料を集めにいったり、内容を考え、パソコンにまとめるという自分の手足を自主的に動かして物事をやるという大学生らしい態度が少しは身に付いたのも、この研究会のおかげかなと思います。
それに、大きく自分が変わったのはお酒が飲めるようになった事だろうなと思います。おそらくこれはどのサークルでも同じだろうと思いますが随時に飲み会があったり、合宿で夜に飲み会があって、それに参加するうちに自分はかなり呑めるようになりました。この研究会にはお酒が好きな先輩方がけっこういらっしゃいます。お酒と共に語り合う、といことがいかに楽しいものか知ることが出来たのもいいことだと思います。
 近代文学が好きだ、本を読んで調べ物をするのが好き、という方はぜひとも入会する事をおすすめします。じぶんは出来る限りの事を後輩に伝えていきたいと思いますので。
 では、このへんで失礼します。