カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

暇な出張先で見つけた花輪和一『刑務所の中』

2012-07-20 17:24:57 | 本日の漫画
毎週木曜日、都内4箇所を順繰りに出張施療している。
昔の腐れ縁だ。
みな、障害者介護派遣事務所だが、利用者である障害者が主体となって運営している。

昨今の社会福祉関係への制度の締め付けや、度々の制度変更で皆クタクタである。
「俺はこんな事務仕事をやるために介護の世界に入ったんじゃないぞ~」
に類した恨み、叫びは耳にタコが出来るほど、現在進行形で聞いている。
当然、事業規模を拡大した所ほど疲弊が凄い。

H事業所もここ数年で規模を拡大した。
その気持ちは良く判る。
同じ制度下でサービスを受けるなら、利用者の意向主導の我が事業者で、と思うのが人情だ。
でも、キャパぎりぎりで設定しているため、不意のトラブルが起きると、構成員全員がアタフタすることとなる。
おまけに、不意のトラブルは日常茶飯事なのだ。

という事情で、せっかく出張施療に出かけても、多くのメンバーが臨時、緊急介護に派遣されていてH事業所には人がほとんどいないという事も多い。
徳さんにしてみればやれやれという事態なのだが、そこは昔からの腐れ縁。
適当に暇つぶしをして過ごす事となる。

そんな時、事業所の机の上に花輪和一の漫画。
(この事業所に出入りする介助者は結構変な奴が多いので、こんなことも有りなのだ)

懐かしい。
70年代『ガロ』で活躍してた漫画家だ。
現在も活躍していたとは、、、。

この漫画は、1994年、ガンマニアが高じての銃器試射事件で逮捕、懲役3年の実刑を受けたその時の服役記録である。

主義主張のない一庶民としての服役者としての目から、淡々と刑務所の実態が克明に描写されている。
これから服役予定のある者にとっては、貴重な参考文献である。

人間の基本的な欲求を規制される中で、人はどのように振舞うか?
何を、第一の欲求として位置づけるのであろうか?

読めば、分かる、、、。


そんな花輪和一が吠えた。

紹介する。

画像ははみ出るが、みな、よろししく対処せよ。

そして、このような地方紙の頑張りを、何とか全国版にする方法なないものか。
一箇月遅れの、著作権無視の、良い記事集め新聞なんて、、、。





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