備後国分寺の風景

とき折々の風情を見せるお寺の風景、そして行事の様子をお知らせします

善光寺御開帳参拝

2009-05-29 11:12:50 | Weblog
朝日新聞愛読者企画『備後國分寺住職と巡る日本の古寺めぐりシリーズ』特別編として、5月26日から28日、長野善光寺、北向観音、安楽寺、常楽寺、光前寺、元善光寺に参詣した。

平日にもかかわらず、御開帳の前立御本尊から結ばれた回向柱に触れるために並ぶ人々。このあと内拝し、地下の戒壇巡りをしてから、自由散策。



翌日、別所温泉北向観音参拝。手水鉢への水は温泉だった。観音堂隣は不動堂。その前に鐘楼堂があり、その近くに桂の大木。崖に造られた薬師堂は圧巻。



歩いて安楽寺、本堂で経を唱え、国宝八角三重の塔へ。杉の大木の間の石段を登る。



また歩いて北向観音本坊常楽寺。本堂にて内拝し読経の後襖絵などの話を伺い、重文石造多宝塔へ。北向観音出現の地は静寂に包まれていた。



翌日、駒ヶ根市光前寺へ。本堂読経の後、客殿並びに庭園を拝見。ご住職の話を聞く。境内すべてが国の名勝に登録されている苦労話を伺う。



雨の中、飯田市元善光寺参詣。座光の臼、大きな名号掛け軸他寺宝の数々を拝見。



牛に引かれて善光寺参り。一生に一度は遠くても善光寺に参れと言われるように、参拝しなければ分からないことも多い。日本一の霊場と言われる所以が分かったように思えた。参加された皆様とのお話も楽しく、あっという間の三日間。学ぶことの多い意義深い巡拝の旅であった。

この度は遠方でもあり、お二人のドライバーさんのお陰でスムーズな快適な旅となった。くわえて、倉敷ツアーズ金森氏には企画から添乗のすべてにわたり大変お世話になった。この場を借りて御礼申し上げます。

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