桃の節句の3月3日、航空自衛隊の2つの救難隊が創立50周年記念式典を行ないました。
ひとつは小松、そしてもうひとつは芦屋。両救難隊とも本来であればもっと早く
式典を行なっていたはずだったのですが、昨年3月の東日本大震災の影響などで
この時期までずれ込みました。

両救難隊とも所属のUH-60JとU-125Aにスペシャルマーキングを施しましたが、
芦屋救難隊のそれは虎をフィーチャーしたもの。
このマーキングは、50周年を記念してデザイン変更された部隊章(インシグニア)に
あわせたもので、虎は芦屋基地にも近い小倉城の迎え虎を表わしたものなのだそうです。

そしてそれまで使われていた部隊章は、同じ小倉に伝わる小倉祇園太鼓をモチーフに
したもの。

新旧それぞれ、担当する第6救難区を示す文字がデザインにあしらわれています
(旧部隊章は太鼓の「6」、新部隊章は波の「六」)。
そして芦屋基地には、この小倉祇園太鼓を見せてくれる太鼓部があり、
式典では見事な演奏を披露してくれました。

太鼓部のメンバーには基地の各部署が所属していますが、代々救難隊のメンバーも
多いとのこと。こちらも40年を超える歴史を有しています。
このほか、会場では装備品展示も行なわれていました。


とくに目を見張るのは救難員が使用するさまざまな装備で、応急の医療器具から
ゾディアックボート(下段写真のゴムボート)、スキー、テント、水中バイクまで
本当に多種多様な装備を持っています。
先の東日本大震災にも芦屋救難隊をはじめ全国の救難隊が災害派遣に出動、
こうした装備も駆使しつつ、被災者のピックアップや行方不明者の捜索を行ないました。
彼ら救難隊の活動については、1月号から「航空救難団活動記録」として
連載をしていますが、ぜひこちらも併読いただければと思います。
また、展示品のなかでも比較的新しい装備として気になったのがNVG(暗視ゴーグル)。
米軍が使用しているANVIS-9と同タイプのようですが、NVGを運用する場合には、
自衛隊の標準タイプのFHG-2タイプ・フライトヘルメット(写真奥)ではなく、
専用のヘルメットを装着するのですね…。

芦屋と小松の救難隊50周年記念式典については、3月21日発売の5月号でも掲載します。
ひとつは小松、そしてもうひとつは芦屋。両救難隊とも本来であればもっと早く
式典を行なっていたはずだったのですが、昨年3月の東日本大震災の影響などで
この時期までずれ込みました。

両救難隊とも所属のUH-60JとU-125Aにスペシャルマーキングを施しましたが、
芦屋救難隊のそれは虎をフィーチャーしたもの。
このマーキングは、50周年を記念してデザイン変更された部隊章(インシグニア)に
あわせたもので、虎は芦屋基地にも近い小倉城の迎え虎を表わしたものなのだそうです。

そしてそれまで使われていた部隊章は、同じ小倉に伝わる小倉祇園太鼓をモチーフに
したもの。

新旧それぞれ、担当する第6救難区を示す文字がデザインにあしらわれています
(旧部隊章は太鼓の「6」、新部隊章は波の「六」)。
そして芦屋基地には、この小倉祇園太鼓を見せてくれる太鼓部があり、
式典では見事な演奏を披露してくれました。

太鼓部のメンバーには基地の各部署が所属していますが、代々救難隊のメンバーも
多いとのこと。こちらも40年を超える歴史を有しています。
このほか、会場では装備品展示も行なわれていました。


とくに目を見張るのは救難員が使用するさまざまな装備で、応急の医療器具から
ゾディアックボート(下段写真のゴムボート)、スキー、テント、水中バイクまで
本当に多種多様な装備を持っています。
先の東日本大震災にも芦屋救難隊をはじめ全国の救難隊が災害派遣に出動、
こうした装備も駆使しつつ、被災者のピックアップや行方不明者の捜索を行ないました。
彼ら救難隊の活動については、1月号から「航空救難団活動記録」として
連載をしていますが、ぜひこちらも併読いただければと思います。
また、展示品のなかでも比較的新しい装備として気になったのがNVG(暗視ゴーグル)。
米軍が使用しているANVIS-9と同タイプのようですが、NVGを運用する場合には、
自衛隊の標準タイプのFHG-2タイプ・フライトヘルメット(写真奥)ではなく、
専用のヘルメットを装着するのですね…。

芦屋と小松の救難隊50周年記念式典については、3月21日発売の5月号でも掲載します。
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