三菱航空機は本日午後5時から東京・品川の三菱重工業本社で緊急記者会見を開き
MRJの新しい開発スケジュールを発表しました。新しいスケジュールは
2013年第3四半期(10月~12月)としていた初飛行を2015年第2四半期(4月~6月)に
2015年半ばから後半としていた初号機の納入を2017年第2四半期にするというもので
それぞれ1年半程度の先送りとなりました。MRJのスケジュール見直しは3回目です。
理由は、パートナー各社の装備品の製造開始と納入時期が遅れることが分かり
高い安全性と性能のためにはスケジュールの変更やむなしの決断に至ったのだとか。
会見で川井昭陽・三菱航空機社長は「応援していただいている方々、
とくにご注文いただいている航空会社には、期待にお応えできず申し訳ない」。
「しかし、今後の受注には大きな影響はないものと思う」と語りました。