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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

『航空ファン』10月号は大戦機、オスプレイ、戦略爆撃機、BJTまで網羅

2013-08-15 20:46:50 | BLOG×記事


昨日、一昨日のブログでご案内のとおり、お盆の中日を前にして
『航空ファン』10月号が校了しました。いまごろは印刷会社ではお盆休みを返上して
印刷と製本を進めているところで、書店には8月21日に並ぶ予定です
(一部発売の遅れる地域があります)。
10月号の特集は、普天間に配備されるVMM-262向けのオスプレイ第二陣の到着と、
MAG-36の役割や揚陸即応能力。1年前の初配備に続いて、
12機が7月末に米西海岸から岩国基地に運ばれてきたMV-22Bオスプレイ。
その海上輸送の模様や岩国への搬入、普天間への移動などを紹介するほか、
前号特集でも紹介した国際統合上陸演習“ドーン・ブリッツ2013”における
同機の上陸訓練の模様や、すでに普天間基地で活動を開始しているVMM-265の取材などを
カラーでリポート。また本文記事ではオスプレイ2個飛行隊が揃うことで
東アジア地域や日米の安全保障にどのようなメリットがあるのか、
オスプレイが派遣される揚陸即応部隊とはどのような組織なのか、
日本国内での訓練がどうなっていくのかといった詳細に言及します。
あわせてオスプレイの操縦についてシミュレーター操縦体験と
パイロットの証言でまとめるとともに、昨今ニュースで話題になった
空軍型オスプレイ横田配備の話や、海兵隊の揚陸即応部隊でも使用される予定の
F-35Bの日本導入の噂などの本当の着目点にも触れています。

また後半のカラーページでは、5月のツアーは天候に恵まれず
沿岸地域で予定されていたフライバイとフルディスプレイがキャンセルとなってしまった
ライトリング・ジェットチームの福島再訪問に密着、空と陸からチームを追いました。

このほか表紙は前号から始まったリチャード・バンダーミュレン氏の空撮シリーズとして、
黒人飛行隊“タスキーギ・エアメン”の所属機を再現したP-51Cの空撮。この空撮は
カラーページ前半でも紹介していますが、そのほかにも巻頭でマイノットAFBの
米空軍戦略部隊AFGSCのB-52HとICBM(LGM-30G)、さらに世界最大の軍用機の祭典RIAT 2013や
トルコで行なわれた多国籍統合航空演習“アナトリアンイーグル2013-2”といった
フォトリポートを掲載。記事では無人機X-47B UCAS-Dでの空母初着艦や
アシアナの777にエチオピアの787と海外で起きたふたつの旅客機トラブルなども
詳しく解説しています。
各種連載ももちろん充実、ブルーの松島帰還までの道のりでは前隊長渡部1佐について
スポットを当て、不定期連載の「ヒコーキマニア的人間航空史」では朝鮮戦争直後から
撮影をしていた重鎮、小宮 宏さんの作品を紹介します。
身近な話題としては夏の空自イベント、千歳航空祭のリポートも掲載していますので、
お見逃しなく。
コメント (11)
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