韓国ネットニュースによれば、韓国統一教は教祖文鮮明の死後2か月も経たないうちに、文鮮明が先頭になってやってきた対外事業の縮小を打ち出したようである。
以前より、文鮮明死後は不採算部門の事業、とりわけ世界日報、ワシントンタイムズの廃止、縮小はやむを得ないだろうということが云われていたが、まさか文鮮明が最近まで力を注いでいたピースカップサッカー大会などの対外的事業がその対象になったとは意外であった。
恐らく経済部門の後継者と名指しされた国進の隠し子騒動で彼の発言力の低下にともない、「布教に専念」という方針のもとに今回の対象部門が浮き出されたようである。
ただピースサッカーについては、2006年の清水エスパルスの参加を契機に、全国霊感商法弁護士連絡会が、大会の主催者が統一教会であることを明らかにし、日本のクラブチームの参加はそれ以降皆無である。また韓国の既存キリスト教会もピースカップのチケット購入拒否活動を徹底的に行う中で、年を追うごとに参加チームの減少と人気の低下により、撤退は時間の問題であり、9月のカリスマ的教祖の死で決断したのだろう。
また汝矣島裁判の影響で統一教会のかつての大幹部・郭錠煥(「城南一和天馬」の元オーナー、財団法人「鮮文平和サッカー財団」元理事長、「ピースカップ」組織元委員長、「韓国プロサッカー連盟」(Kリーグを運営)元会長)との対立が内外に明らかとなり、韓国のサッカー界の信頼を失ったということも見逃せない理由ではないだろうか。
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更にニュースによれば、合同結婚式もその対象とあるようであるが、すでに今年2月の合同結婚式も参加者がなかなか目標に達成しない中で、やっと年をまたいで開催できたことであり、日本での信者獲得の困難さが背景にあるようである。
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KBS NEWS 2012.10.29<o:p></o:p>
統一教“まず布教に専念し、事業規模縮小方針”<o:p></o:p>
http://news.kbs.co.kr/culture/2012/10/29/2559253.html<o:p></o:p>
以下、機械訳+<o:p></o:p>
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統一教がムン・ソンミョン統一教総裁の死亡以後、国際クラブ対抗サッカー大会であるピースカップを中断するなど事業規模を縮小する代わりに内部の充実をするための布教に専念する方針だと伝えられている。
統一教関係者は故ムン・ソンミョン総裁夫人である韓鶴子統一教総裁が、その間対外的な行事をたくさん開催してきたが、これからは教会成長のために内部の充実を図るように指示したとコメントした。
統一教はこれに伴い、ピースカップと女子部ピースクィンカップを一時中断することに決めて、最近ピースカップ組織委を解体したのに続き、忠南(チュンナム)実業団女子サッカーチームの解体手順も踏んでいると伝えられている。
ただし、城南一和(ソンナム・イルファ)サッカーチームは今まで通り運営されると報告する中で、平和自動車をはじめとする対北朝鮮事業と合同結婚式は規模を縮小しながら継続の展望があるとした。
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参照<o:p></o:p>
KR NEWS 2012.10.29<o:p></o:p>
統一教会ピースカップ廃止手順、 "組織委解体" <o:p></o:p>
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世界日報 2012.7.20 (2012ピースカップの記事)<o:p></o:p>
来賓者 グランドに降りて選手を激励<o:p></o:p>
http://www.segye.com/Articles/SPN/SPORTS/Article.asp?aid=20120719023909&subctg1=&subctg2=<o:p></o:p>
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北風と太陽 2011/01/14<o:p></o:p>
1/14 郭錠煥氏 韓国サッカー連盟会長を辞任 サッカー連盟統一教にノー?<o:p></o:p>
http://blog.goo.ne.jp/kokoro2442/d/20110114<o:p></o:p>
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ピースカップ公式ページ http://www.peacecup.com/ko/
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ピースカップとは http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97_(%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC)<o:p></o:p>
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