東日本大震災への国、県、民間の救援、支援体制もガソリンが被災地に補給されるに従い、整いつつあるようだ。
しかし、今だ一日おにぎり一つの避難所、救援の届かない地域もあるようで、老若男女を問わず、肉体的にも精神的にも疲労は限界に達している。
そんな中で、日本臨床心理士会と日本心理臨床学会は被災者の心のケアに携わる人たちを支援する「東日本大災害心理支援センター」を24日までに立ち上げたというニュースが届いた。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011032401001255.html
家族、友人を目の前で失った人たちの心の苦しみ、動揺に寄り添う人たちの役割はとても重要なものになるだろう。
大津波の濁流で流される家屋、地獄絵を目の前にみた人たち、両親を失った子供たち、家族を友人を知人を失った人、今だ安否が分からない家族を探し続ける人、救援にはいったものの想像を絶する光景がトラウマになってしまった人、この人たちを支える方法は、心のケアしかない。
被災現地でのケア体制の確立はもちろん、被災者を受け入れた各県では、被災者、現地から戻ってきた救援者の心のケア体制をつくりつつあるようだ。
愛知では、不登校等の心のケア相談窓口を開設している大学が、被災者のために無料相談窓口を開設したとのこと。
この記事を読まれて、相談しようと思われた方は、こちらまで。
日本臨床心理士会・日本心理臨床学会
「東日本大震災心理支援センター」
電話:03-3817-6392
〒113-0033 東京都文京区本郷2-40-14 山崎ビル602
FAX:03-3817-7800,03-3817-6802 メール: jpsc@ajcp.info
参照*http://www.ajcp.info/pdf/Press-20110324-A.pdf