今日、仙台の学生時代の友人と電話で連絡が取れた。 ちょうど給水車が小学校に来ていて、水の配給を受けて帰ってきたところだった。 自宅の崩壊は免れたが、ガス、水、燃料が整わない状況で、苦労しているようだ。 個人的な支援もままならない状況だが、きっと彼なら、この苦難を乗り切ってくれると信じている。 最後に、今年絶対に会おうと約束した。 死者が五千人を超えた。行くえ不明者を合わせると、死者は一万五千人ぐらいになるのだろうか。 被災地のライフラインは、進んでいるところと、進んでいないところの格差が激しいようである。 津波の被害の大きさをまざまざと感じる。 避難者の数が減り始めている。2日で十万人減った。圏外へ逃れるあてができたのであろう。 仮設住宅というよりは、むしろ避難場所から圏外の受け入れ先を確保し、速やかに移動する環境を整えることが、今一番政府に求められているのではないだろうか。 もちろん、避難場所で生活される方の生活支援、医療支援抜きには考えられないことなのだが、避難者の数が減ることは、避難場所を縮小し、避難生活を安定化をすることにもつながるのではないだろうか。 有田芳生議員が被災地からの要望を電話、FAX、メールで受け付けを始めた。 http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2011/03/post_d039.html ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ところで、今日の赤旗2面に、今問題になっている福島原発の設計者へのインタビュー記事が載っていた。 要約すると、津波を考慮せずに設計したため、補助電源(ディーゼル発電機)の損傷をもたらし、今回の事故を招いたとの記事が載っていた。 信じられない。 結局、政管そろって、原発ありきでものを考えるからこんなことになるのだろう。 なぜ原発反対運動が起きるのか、耳を傾けることをしないからだ。 そういう政治をやってきた連中が、今回の大震災、原発事故で「政府は後手後手」だと管直人にモノ申すとはいかがなものか。