先日、久々に病院の会計でクレームを言った。
糖尿病の医療費は結構ややこしくて、インスリン治療と経口治療、SMBGの回数、かかっている病院の規模などによっても違ってくる。
私のように治療方法や治療方針がフレキシブルだったりすると、なおややこしい。
でも医療費の算定はもっと柔軟であるべきだと思うし、他の事情や、病診連携との整合性も考慮されるべきだと思う。
インスリン治療と経口治療の間に大きな壁を作ってはいけない。
特に2型の治療開始時に(決して発症時ではない!)糖毒性を解除するときにインスリンは不可欠な選択肢となっている。
時に超速効型などは、生活に治療を合わせるために柔軟に処方されているのではないだろうか。
たとえ継続したインスリン治療であっても、病態や患者の主体性に合った診療形態があるべきだと思う。
ただし、そこには患者としての義務も伴う(血糖測定の結果を受診時に報告するなど)。
チップの枚数に換算されてしまうインスリン治療の診療報酬。
そこには多くの矛盾があり、糖尿病の診療報酬に問題が多いのは解っている。
でも病院はそのシステムの中で採算の取れる医療をすべきだし、私たちは患者として広い視野で考えることも必要なのではないかと思う。
それはVOX内外でいろんな医療機関でDM医療に従事する多くの先生と話をするから、なお解ることでもあるんだけれど。
帰ってきてから先生にメールした。
後の先生からの返信メールで、先生は、私が糖尿病医療のカラクリ?を理解していることも十分に解っていて、私の言い分も解っていて、医療機関側の事情も説明してくれた。
主治医と患者が相互に理解していてもうまくいかないことがある。
そして私は、きっと窓口では【クレーマー】にされてるんだろうな。
あーやだやだ