だいぶ前のことですが、
テレビで野球選手の年棒を発表していました。
その中で、あの選手は年俸○○万円もらっている、
だから彼はバットを1回振ると○○万円もらうということです。
というようなことをやっていました。
そのときは、へーぐらいにしか思っていませんでしたが、
同じようなことをゴルファーのタイガーウッズに
インタビューする番組がありました。
記者が賞金の額を説明し、1振り○○ドルなんてすごいですね!
と聞くと、タイガーウッズ選手は、
「いえ、1セントにも満たないです。」
と、答えました。
記者は、
「えっ?稼いだお金が○○ドルだから1振り○○ドルになるんじゃないでしょうか?」
と再度聞きなおすと、
「いえ、この1振りをするために、私は今まで何万回とクラブを振ってきました。」
「だから、1セントにもなっていないのですよ。」
と説明しました。
私はこのやり取りを見て、
ウッズかっこいい!
と思いました。
簡単そうに打つあのスーパーショットも、
その1打のためには何万回もの練習ショットが必要です。
華やかに見える裏にも、
血のにじむような努力があるのでしょう。
優雅に水の上を泳いでいる鳥が、
水の中では必死に足を動かしているように、
見えないところでの努力がやっぱり大切なんですね!