暮らし研究家『暮らし家』の古民家・田舎生活

豊かな暮らしってなんだろう。モノではない「何か」。残し、守り、伝えたいモノや事柄を岡山県西粟倉村から発信します。

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「もったいない」と「いただきます」。

2014年10月13日 | 2014年

本日、木育インストラクターになりました~

…といっても1日の講座を受ければ誰でも頂ける認定証です



資格をとっても活用しないとただの資格コレクターになっちゃいますけど






『木育』って、木を使った玩具や遊具を利用することだけが目的になっているようなものなんじゃないか
それってステキなことだけど、今の保育現場に活かすにはハードル高すぎるし現実的じゃないな…って勝手に想像していたのもあって
職場のススメもあって講座を受けましたが、実は半目だけ開けて臨んでたんです(ゴメンナサイ!!)

でも、お話を聞くにつれ、どんどん引き込まれていって。
というのも、私が常々感じていることが今日のお話には盛り込まれていたから。


日本は国土面積に対する森林の割合が68.5%と、フィンランド、スウェーデンに次ぐ第3位の国。
それぞれの国はその国柄を大切にし、それを活かした教育がなされています。

では日本は?

第3位の森林を保有しながら、子どもたちは公園で集まって小さい画面に群がる現状。
大人が何を選び何を与えるのか。


そしてその大事な選択権を持つ大人は日本や日本の国土風土、国民性に誇りを持っているか?
日本が、日本人が古来から生活に切っても切り離せない『木』というものを通して
日本の暮らしを見つめなおそう、日本人の心を見つめなおそう。
『木』も命あるものであって、それをいただいて人間は生きている。
それが分かれば粗末に扱うことはできません。
子どもを育てる大人がマインドを少し原点回帰させませんか?


こういう趣旨なんですな。
そりゃそうです。子どもを育てるのは大人。
その大人がふらふらしていたのでは子どもの育ちは保証されませんよね。



日本人はモノを大事にし壊れたら直し、受け継ぎながらモノを使ってきました。
それは、八百万に神が宿ると信じていたし(モノにはすべからく命があるということ)
モノの裏側にある生産者に思いを馳せることができる民族だから。
だから「もったいない」という言葉も「いただきます」という言葉も日本特有のものなのです。



スクラップ&ビルド、行き過ぎた消費社会から少しでも時計の針を戻せないかと思っていた私にとって
子どもに限らず、すべての日本人の心根を再生しようというプロジェクトに思えたわけです。


共育工房IPPOの福島さん、拡大解釈ですかね?
いや、休憩中に個人的にお話して確信しましたが、こういう解釈で間違いなかったと思います




ところで。
最近ホールフードという考え方にとても興味を持っています。
ホールフード=食べ物まるごと。
食べることは「空腹を満たす」だけではなく「体を作ること」=生きること。
例えば植物の生長点を体に取り込むことが一番植物の持つパワーがいただける。
つまり普段は捨ててしまっている部分、ってことですよね。もちろん皮の部分も栄養満点。
でもそれには土の部分から安全じゃないと、ってことになります。
何が何でも無農薬!というわけではなく、その食べ物の裏側にあるもの、つまり
農産物ならどんな薬が使われているのか
加工物ならどんな添加物が使われているのか
ちょっとだけ興味を持ってみる。
私は菜食主義ではないので肉や魚も頂きますが
その肉や魚の安全はどのように保証されているのか。
または鳥の手羽先なんておいしくてパクパク食べてしまいますが
1匹のニワトリさんから2つしか取れないんですよね…。
そのことに思いを馳せながら命をいただく
私も含めて想像力が乏しくなってきた現代人にとって、とてもとても大事な事。


けっきょく「もったいない」と「いただきます」に行き着くわけです。











今日は座学のほかに、実習として『森のカケラのお守りづくり』と称して
木片を6種類のサンドペーパーで滑らかにする、ペンダント作りをしました。



削っているうちにヒノキはいい香りがしてくるし、手触りもツルツルすべすべになってきて気持ちいい~
みんな結構集中しちゃってました(笑)。



シュッ!、シュッ!と調子よく削っている途中で講師の福島さんが
「子どもにも言うんですが、ここでひとつ大事な事があります。
この木片を誰にどんな想いで作るか考えながら削ってくださいね」と。


そっか、これでただの木片が「お守り」に変わるんだ…。
一瞬にして世界でたった一つの特別のモノになったのでした。

「どんな想い」かはナイショ















寒露 第五十候 菊花開 きくのはなひらく
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