goo blog サービス終了のお知らせ 

暮らし研究家『暮らし家』の古民家・田舎生活

豊かな暮らしってなんだろう。モノではない「何か」。残し、守り、伝えたいモノや事柄を岡山県西粟倉村から発信します。

12月30日。

2015年12月30日 | てまひま
クラシカの飲食部門「てまひま」の総決算の時がやってきました。

そう、おせち作り。



私たちを見守ってくださっている歳神様へのお供え物です。
だから、一年間で一番豪華で一番手を加え、心をこめて作らせて頂きます。




視覚で把握しないと覚えきれないので、毎年リストを作ります。

もう毎年のことなので、仕入れが変わればちょちょちょっと手直しするだけの焼き直し。



さて、最初は大事な出汁取りから。

繊細な色のものや味付けが多いので昆布と鰹節のお出汁で。


ほとんど昨年とおしながきは変わりませんが、ちょっと変わったことといえば
秋に剥いておいた栗

を冷凍しておいたので

栗の甘露煮を作ったことと


筋子が手に入ったので、いくらのしょうゆ漬けも手づくりしました。





れんこんを花形に切ったり


海老も食べやすいように触角を切ったり尻尾をそろえたり。

こういうヒトてまを加えることは大変だけどとても楽しいひと時です。




今日は日持ちするものや、あとで火を入れなおしできるものを中心に作りました。



田作り






かずのこ。小ぶりだけど北海道産が手に入りました。




これは黒豆煮るのに入れた錆びくぎ。
・・・肝心の黒豆撮るの忘れました。




牛肉の八幡巻きは下味をつけたごぼうを巻き巻き。
片栗粉をまぶして巻くことと、巻き終わりから焼き付けるとはがれてきません。






かんぴょうを結ぶのもちょっとずつ慣れてきた昆布巻き。
昨年は鮭を巻きましたが今年は豚肉巻き。
着物の帯締めのように結びます。統一すると見た目もとってもキレイ。


さ、これからコトコト煮るぞ~~と思っていたら…



あ、豚肉だから下茹でしなくちゃいけなかったことを思い出し…



よっぽどそのまま煮てもいいんじゃないか…という誘惑にかられましたが
その時歳神様の顔が脳裏に浮かび…

全部ほどいて豚肉をさっと茹で、また巻き直しました…。
鮭だとね、そのまま巻くんだけどね…。



あとはローストビーフ・伊達巻・ミートローフ・栗きんとん…などなど本日のノルマは果たせて終了。



明日、もうひと頑張りです★



―---------------------
2016年 1月24日(日)
天徳寺にてみそ作りします。

残り6名参加可能です。
詳しくはフェイスブックイベントページ→https://www.facebook.com/events/885572831559940/

コメントを投稿