暮らし研究家『暮らし家』の古民家・田舎生活

豊かな暮らしってなんだろう。モノではない「何か」。残し、守り、伝えたいモノや事柄を岡山県西粟倉村から発信します。

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農家の条件。

2015年04月21日 | 天徳寺
天徳寺の活用方法を模索しています。
旦那の方針としてはこのすばらしい日本の萱葺き建築をより多くの人に見てもらいたい。
みんなが寄りやすい場所にするか、以前のように宿泊所としての機能も持たせるか…。


いずれにしても、許認可が絡むことなので、監督官庁に相談している毎日です。


いろんな可能性がある中で、ひとつの可能性としてあがっているのが「農家民宿」。
農家民宿のメリットは客室の面積要件が簡易宿所よりも狭くても良いということ。
そのぶん、部屋をいろんな使い方ができるし、面積が狭くなるということは宿泊人数も少なくなるのでそれ用の設備も少なくてすむ。

ただ、ここで出てくる問題は「農業従事者」であらねばならないということ。
天徳寺を借りるにあたって、隣接する田んぼも借りることになっているし、
こんなに早く去年のお手伝いが活きるとは思っていなかったけれど、自分達で稲作も!と思っていたから
新規就農者ではあるけれど、「農家1年生」でも農業従事者だと認めてもらえたら…と県庁や役場に相談。




結論から言うと、「農業従事者」である証明の要件、というのはなく、耕作面積も一応国の基準があるにはあるらしいが結局は市区町村の判断らしい。
村としても特に面積要件はないとのこと。
わーい、じゃあ「農業従事者」であると認められて、「農家民宿」への道が開ける
と思ったのですが
ちょっとしたつまづきが。



まず3枚借りることになっていたうちの1枚が地目が「畑」なので稲作はしてはいけません、とのこと。

棚田になびく稲。
できれば天日干しをして日本の原風景を再現したかった私たちにとっては結構がっかりの出来事。
でも、畑として管理はしてもらわないと、ということなのですが
働き手は私と旦那のみ。
田ならなんとか天徳寺やその他を運営しながら並行してできると思っていたけれど
結構な広さの畑なので、管理となると…。


そして、営農計画書の提出。
今、小規模の稲作や畑作だけでは生活はしていけない。
だから飲食店か民宿機能を持った天徳寺と、そこに出すための農作物を取る田畑…とセットで考えているので
営農だけで採算の取れる計画書はそもそも書けません…。
融資を受けるなら計画書の提出もわかるけれど…農家って自営なのになぁ。

面積要件がないなら、まずは自分達でできる面積で、という話になると
今度は農業従事者としての「やる気」が問われ…




放棄地になっている土地を管理して
そうすることで棚田の美しい風景が取り戻せる…

ただただそう思っていたのだけれど…



新規就農って
とっても難しい…。
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