ここだけの話・・・

ハンドプレーン2CV-F


ダニー・ヘス氏のハンドプレーンに影響を受けて作ってみたハンドプレーン。
そういえばデザインの詳細をアップするといいながら、ず~っと波が続いていた
ためほったらかしになってな~とそんなことを思い出したのでここで書きます(笑)。

まず・・・上記の写真ですが右がデッキで左がボトムです。う~~ん、この写真じゃ
どっちがどっちかわかりませんが、まぁいいんですね(笑)。で、長さは51cmです。
アウトラインはややノーズよりに一番ワイドなポイントが来るようにデザインしました。
そこから自然にテールに向かって絞り込んでベビーフィッシュテールにつながります。



ボトムを上に向けてテールを正面から見るとこうなります。チャンネルの中に深い
Vボトムがあります、わかりますか~? ちなみにモデル名の2CVは2チャンネルで
Vボトムなので2CVというわけです。で、Fは何かというとフィッシュテールのFです。
やや単純なネーミングです(笑)。



では、こっちの写真、こちらのほうがよく見えますよね。ノーズから入ってきた水が
Vボトムを擁する2チャンネルに流れ込んで水を一気に集めてテールに排出します。
これに関しては滑っていても水の流れを感じることが出来ます。フラット系のボトム
よりもフェイスへの食い付きがいいことは確かです。ズレにくいと表現すればわかり
やすいですかね。
これとは別に次のモデルには4チャンネルでVを入れてみました。さてその効果は
いかに・・・?(笑)




ロッカーの写真です。右側がテールで左側がノーズです。このボードはやや強めの
ロッカーにしてみました。このぐらいのロッカーがあるとフェイスでの貼り付き感は
ありません。ただし小さく厚めの波の場合はロッカーが弱いほうが前に進む感じは
ありますが、ある程度の波のサイズを想定してこのようなロッカーにしました。
現に今回の台風8号・9号の頭サイズの波のときはこのロッカーが有効に作用しました。
弾かれることなく波になじむというのでしょうか?コントロールが楽でした。
これとは別に今製作中の次のモデルはロッカーをやや抑えたものなのでそれもテスト
出来次第レポートいたします。

というわけで、アライアと同じでどんどんデザインの深みにはまっていく奥が深い
ハンドプレーンの世界でございます(笑)。


皆さまも一本いかがでしょうか?

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